世界中の子どもたちが笑顔でおもちゃを楽しむことができる環境を、
次世代に残していくことはとても重要な課題です。
タカラトミーグループでは、商品やパッケージの素材や設計の工夫を行うことで、
環境に配慮したものづくりに取り組んでいます。
今回は、エコな商品とともに、開発者からのコメントなどをご紹介します!

プラレール初!電池いらずで走る!

タカラトミー プラレール

電池いらずで出発進行!
テコロでチャージ

テコロでチャージは、プラレール史上初!※1 電池なし!での電動走行を実現しました。その秘密は、車体を前後に転がして車輪を回転させることで発電する“テコロチャージシステム”(特許出願中※2)!お子さま自らがエネルギーを作り出すことで、遊びながら学べ、さらに電池を使用せず繰り返し遊ぶことができます。
テコロでチャージは、地球環境に優しいおもちゃ作りを目指すタカラトミーグループのエコトイにも認定されています。

※1当社調べ(1959年5月~2021年4月発行「プラレールカタログ」の調査による) ※22022年12月現在
電池いらずで出発進行!テコロでチャージ E5系 新幹線 はやぶさ/E6系 新幹線 こまち

電池がないのにどうして電動走行?
その秘密はテコロチャージシステム

開発者コメント

タカラトミープラレール事業部 ブランドマーケティング課 伊藤 渉さん(左) 企画開発課 北浦 敏行さん(右)
タカラトミープラレール事業部
ブランドマーケティング課 伊藤 渉さん(左)
企画開発課 北浦 敏行さん(右)

電池を使わずにお子さまだけで繰り返し遊べるプラレールを作れないかという思いからこの商品の開発に至りました。
開発するにあたってはプラレールのサイズに収まる発電・蓄電の機構や、エネルギー効率が良く走行距離が確保できるモーター、電気を生み出す方法が課題になっていました。
機構面やモーターについては技術の進化により小型化が可能になり、プラレールの車両のサイズに収める事ができましたが、作業の繰り返しになってしまう発電行為をどのようにしたらお子さまが楽しめるかを考えました。
目を付けたのはプラレールで人気の手転がし遊びでした。
車両を手転がししているうちに発電でき、電気が貯まっていく様子が実感できればお子さまにも分かり易く、楽しんでいただけると思ったからです。
そこで車両は前後に動かしても発電できる機構を取り入れ、電気が貯まる様子はLEDの明るさで感じられるようにしてあります。
この商品を通してエネルギーを生み出す、生み出したエネルギーでプラレールを電動走行させる楽しみを繰り返し体験していただけると嬉しいです。

タカラトミーグループのエコな活動がもりだくさん! タカラトミーグループのエコな活動がもりだくさん!

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パッケージの工夫でエコ!

TOMY

海外グループ

JOHN DEERE

ビルド・ア・ジョニー・
トラクター

海外事業を担うTOMY International(トミーインターナショナル)では、ビルド・ア・ジョニー・トラクターのパッケージのプラスチックを2021年12月シリーズより完全撤廃しています。これは商品の固定方法を工夫したことにより実現し、2023年10月までの約2年間で、計25t以上のプラスチックの削減を見込んでいます。

商品のサイトはこちら
商品の固定方法を工夫し、パッケージのプラスチックを完全に撤廃!

開発者コメント

TOMY International Bill Waltersさん(左)、Jen Wulfekuhleさん(右)
TOMY International
Bill Waltersさん(左)、Jen Wulfekuhleさん(右)

このパッケージでプラスチックの使用を撤廃したことは、私たちチームの環境配慮活動の第一歩に過ぎません。これをきっかけとして、パッケージのプラスチック使用を大幅に削減、または完全に撤廃することを意識的に行うようになりました。パッケージだけでなく、他にも順次環境配慮の取り組みを進めていく予定です。このようなシンプルな変更によって、世界にどれほどの環境変化をもたらせるかを実感するのは、とてもエキサイティングです。

環境タスクフォースでの取り組み

技術開発部門をはじめとする環境タスクフォース プラスチック分科会は、発足からの約1年で、30種類以上にものぼる環境配慮の素材を研究しています。また、石油由来のプラスチックの削減に向けた環境目標を社内で設定し、タカラトミーグループ全体で削減の取り組みを進めています。

引き続き進捗については、サステナビリティ・CSRページでご報告してまいります。

プラスチック分科会のメンバー
プラスチック分科会のメンバー
ガバナンス体制図