マテリアリティ特定プロセス
サステナビリティ・ビジョン「アソビへ懸ける品質は、持続可能なウェルビーイング向上にグローバルで貢献できる。」を実現するためにタカラトミーグループでは、2023年度までのマテリアリティを見直しました。持続可能な社会の実現とタカラトミーグループの成長の両立を目指し、「我々の情熱」と「我々の責任」からなる5つの主題の設定と、11のマテリアリティ(サステナビリティ重要課題)を特定しました。
STEP
1
社会課題の把握・整理
タカラトミーグループが取組むべき課題について、経営・事業面の重要課題、SDGsやグローバルコンパクト等の国際的規範(イニシアチブ)、ステークホルダーから寄せられた期待・要請、調査機関等からのサステナビリティに関連する調査項目等を参考に、約700項目の社会課題を洗い出しました。その中から、当社グループや業界を取り巻く外部環境動向を踏まえ、類似課題を整理・統合し、24項目のマテリアリティ候補を抽出しました。
STEP
2
ステークホルダーとの対話
抽出した24項目のマテリアリティについて、お客様や従業員、株主・投資家、パートナーを対象にヒアリングとアンケートを実施。従業員と子どもたちが対等な立場で意見交換する場として「子ども座談会」を設け、当社グループだからこそできる貢献のヒントを探りました。
STEP
3
マテリアリティ候補の絞り込み
24項目について、「当社グループにとっての重要度」「ステークホルダーにとっての重要度」の2軸による重要性評価を、グループ会社役員が参加する役員勉強会で行いました。その結果、18項目が重要であると評価されました。
STEP
4
マテアリティの特定
役員勉強会での結果を基に、社内で議論を重ね、外部有識者とのダイアログを踏まえ、当社グループのマネジメントや業務とのつながりを総合的に考慮して項目を統合しました。最終的に取締役会の承認を経て、11のマテリアリティを特定しました。
マテリアリティ
- アソビを通した豊かな社会への貢献
- 従業員のウェルビーイングの向上
- 従業員の成長
- 安心・安全・高品質なアソビ
- お客様とのつながり
- 気候変動への対応
- パッケージ・商品のエコデザインの推進
- 人権の尊重
- 持続可能な調達
- アソビづくりを支えるガバナンス
- アソビづくりを支えるリスクマネジメント