方針・考え方
ステークホルダーに対して透明性の高い情報開示を行うことは、信頼関係および共存共栄の関係を構築する上で重要であるとともに、中長期的には企業価値の向上と持続的な成長につながるものであると考えています。また、コンプライアンスの遵守や安全・品質管理の徹底に努めていますが、万が一の場合には、ニュースリリースなどによる迅速な情報開示を行うなど、ネガティブな情報についても適時・適切な情報開示を行ってまいります。
取り組み
お客様とのコミュニケーション
タカラトミーグループでは、商品について商品封入アンケートを実施しています。アンケートの結果は、商品企画やマーケティング、宣伝活動に活かされています。また、お客様相談室では子どもたちからの感謝のお手紙や商品・サービスに関するお客様からのご質問・ご意見を頂くとともに、公式Facebook、Twitter、YouTubeチャンネルなどのソーシャルメディアを通じて、お客様と双方向のコミュニケーションを行うことで、タカラトミーグループをより身近な存在として感じていただけるようにしています。(子どもの人権への配慮から、上記ソーシャルメディアの対象は13歳以上とさせていただいています)
タカラトミーグループのマテリアリティの特定時には、お客様ウェブアンケートと「子ども座談会」を実施しました。お客様ウェブアンケートは約1200名の方からご回答を頂いたほか、「子ども座談会」では、社員と子どもたちが社会課題について真剣に対話を行い、これらの内容はマテリアリティの参考にさせていただきました。
株主・投資家とのコミュニケーション
タカラトミーは、株主・投資家に対して当社グループに対する理解を促進し、適正な評価に資するため「IRポリシー」を定め迅速・適切な情報開示を行っています。加えて、株主通信やアニュアルレポートなどを通じて事業の状況や商品、サステナビリティに関する取り組みなどについてお知らせしています。また、株主の皆さまとのより良いコミュニケーションの実現を目的に「株主アンケート」を実施し、当社への期待や投資家情報ページの使いやすさなどについてご意見を頂いています。頂いた声は事業活動の参考にさせていただいているほか、結果の一部をウェブサイトで公開しています。
従業員とのコミュニケーション
タカラトミーグループでは、従業員にサステナビリティについてより深く理解してもらうため、様々なコミュニケーションを国内外全従業員に対して行っています。年に1度実施している国内外の全役員・従業員を対象にしたサステナビリティ研修のほか、隔月発行の社内報「サステナビリティマガジンWa!」、サステナビリティに関連する方針の啓発ポスター展示やオリジナル啓発グッズの配布などを実施しています。2023年度のサステナビリティ研修の受講率は、100%となりました。 また、アンケート調査を実施し、タカラトミーグループのサステナビリティの取り組みに対する意見も取りまとめています。タカラトミーグループでは、今後も従業員の声をサステナビリティの取り組みや計画に反映させていくと同時に、従業員一人ひとりが自身の業務とサステナビリティとのつながりを実感し、日々の業務にやりがいを持つことができるよう、対話や取り組みを進めていきます。
パートナー(お取引先)とのコミュニケーション
タカラトミーグループの商品やサービスは、パートナーとの連携によって実現されています。タカラトミーグループは、公正・公平な取引を行うとともに、「タカラトミーグループCSR調達ガイドライン」にご理解を頂く取り組みを通じてパートナーシップを深め、共存共栄のもとサステナビリティの取り組みを進めるよう努めてまいります。
社会とのコミュニケーション
タカラトミーグループは、地域活性化や、次世代教育支援活動、環境保全活動などでのコミュニケーションを通じて、地域社会に信頼される事業活動推進に取り組んでいます。また、各界の有識者に当社グループのサステナビリティの取り組みについて、ご意見・期待することをお伺いし、マテリアリティの特定やサステナビリティ活動の参考にさせて頂いています。