社会課題の認識
国内では2020年から「持続可能な開発目標(以下SDGs)に関する内容が義務教育に導入されることになりました。次世代を担う子どもたちが社会や環境などに関する課題に関心を持ち、持続可能な社会を実現する心を育むことが社会全体に求められています。また、近年少子化が進む一方で、社会の急激な変化や多様化により特別な配慮の必要な子どもの数は増えており、地域の住民や行政、企業、市民団体などが連携し、社会が一体となって子どもの未来を拓く支援をすることが求められています。
対応するタカラトミーグループマテリアリティとSDGs
マテリアリティ | 事業を通じて直接的に貢献できる SDGs目標 |
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1. アソビを通した豊かな社会への貢献 |
サステナビリティビジョン実現へのアプローチ
ONE TOMY’s Promiseに「良き企業市民として地域や社会に貢献」を掲げ、それぞれの拠点で地域に根差した活動に参加しています。また、2020年7月には社会活動方針を定め、社員一人ひとりが社会貢献活動に参加できるような風土づくりに努めています。社会貢献活動では、環境や多様性(共生社会の形成)のテーマに加え、キャリア教育の側面も考慮した学習プログラムを考案し実施するなど、本業である玩具事業を通じて教育・文化の発展に貢献しています。
タカラトミーグループの
社会貢献活動方針(2020年7月制定)
タカラトミーグループは、持続可能な社会の実現と”すべての「夢」の実現”をめざして、事業活動を通じ「地域や社会」・「子どもたち」をはじめとしたあらゆる人々に対して積極的に貢献していきます。
「子どもたちに憧れられる存在」であり続けられるよう、社員一人ひとりが社会貢献活動に参加できるような風土を作ります。
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1. 次世代教育支援
次世代を担う子どもたちの健全な成長を育む支援活動を行い、創造性に富んだ活力ある未来の実現を目指します。
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2. 地球環境への配慮
より良い環境を次世代に引き継ぎ、次世代を担う全ての人々が笑顔で暮らすことができるよう、資源の有効活用と地球環境への配慮を行います。
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3. 共生社会の実現
タカラトミーグループは誰も取り残さない(インクルージョン)を大切に、事業活動を通じて行動し、共生社会の形成に貢献します。
中期サステナビリティ目標・KPI
(FY2024-FY2026)
- ユニバーサルデザイン・DEI視点に配慮したおもちゃ、アソビの創出