総合
タカラトミーアーツ
FV事業部
FV企画部
ライフ企画課
和田 香織
Kaori Wada
2001年入社
目の前で体験できるのがやりがいです
Career Step
2001年 | ㈱トミー入社 イベント課にてトミカ・プラレール博の企画・実施を行う。 |
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2003年 | ガールズ企画課 マーケティングを担当した後、電子玩具の企画開発を担当する。 |
2006年 | 新規事業部 オーダーメイドの人生ゲームを作るサービスや、ペット向け玩具の企画を行う。 |
2008年頃 | ニュープロダクト企画課 サイエンス商品等を担当する。 |
2009年頃 | ライフ企画課 貯金箱や楽器玩具を担当する。 |
2011年 | ㈱タカラトミーアーツ出向 バラエティ玩具やクッキングトイを担当する。 |
2012年 | ㈱タカラトミーアーツ転籍 以来、ライフ企画課に所属。2度の育児休暇を経て現在に至る。 |
私はマスコミュニケーションを専攻していたので、当初は放送局や出版社への就職を希望していました。ですが、自己分析を進めるにつれ、自分がやりたいのは人を楽しませる「モノ」や「コト」を創り出す仕事だということが分かり、メーカーにも広げて就職活動をし、自由な発想や個性を重んじる社風を感じて、タカラトミーに入社を決めました。
入社後すぐに配属されたイベント課で担当したトミカ博の「トミカ ミニミニドライバー工房」という参加型アトラクションは印象に残っていますね。会場に設置した自動車のシートに座ってもらい撮影した画像を、小さなシールにプリントしてトミカの座席パーツに貼り付け、組み立てて完成させるというものです。まるで親子がトミカに乗っているかのようなオンリーワンの記念品を作ることができます。十数年たった今でもトミカ博でこのアトラクションを体験することができ、これまでにどれだけの親子のオンリーワンのトミカが生まれたかと想像すると感慨深いものがありますね。
現在はタカラトミーアーツのライフ企画課で商品企画を担当しています。クッキングトイやビールサーバー、流行をいち早く取り入れた商品など、子どもから大人までをターゲットに、日常が楽しくなる「驚き」や「笑い」のある商品を企画しています。タカラトミーグループで仕事のやりがいを感じるのは、一つの商品の企画から販売まですべての工程を目の前で体験できることだと思います。自動車や家電商品の開発は多くの場合、分業制で多数の人が関わって製品を完成させると聞きますが、玩具の企画開発はメインの担当は一人で受け持つことがほとんどです。リサーチ、企画立案、プレゼンテーション、試作品の制作や設計、商談、生産、プロモーション、販売など、すべての工程を一貫して体験することができます。自分が携わったと実感できるところが大きなやりがいとなっています。
タカラトミーグループは個性豊かなメンバーがそろっていて、それぞれ得意分野を最大限に活かし、苦手分野はフォローし合い、世の中をあっと言わせる面白い商品をいち早く出すぞという気概に満ちています。新人からベテランまで発言の権利は平等ですし、幹部との距離も近いですね。私個人としては一昨年に育児休暇を取得し、現在は仕事と子育ての両立に奮闘中です。以前より仕事にかけられる時間は限られていますが、子育てをしているからこそたくさんのヒントを得られていて、それを商品開発に活かしています。世界で愛される、大人も子どもも笑顔にする商品を新たに創り出すのが今後の目標ですね。
学生の皆さんへ
就職活動と企画会議は、似ている部分があると思います。企画会議では、統計やユーザー調査などの裏付けを持った上で、その商品企画の魅力が100%伝わるようにシナリオを組み立てて、プレゼンテーションします。ただ商品の仕様を箇条書きにしただけでは商品の魅力は伝わりません。就職活動もきっと同じで、企業のことを調べたり、自己分析をして客観的なデータを持った上で、あなた自身を偽りなく素直に魅力的にプレゼンテーションすることが必要だと思います。「あなたの打ち込んできたこと」「あなたの好きなこと」「あなたがやってみたい仕事」を面接官が笑顔になるようにおもいっきりプレゼンテーションしてみてください!
1日の流れ
出社・メールチェック
チームの週間ミーティング
外部の取引先と新商品の企画打ち合わせ
チームのメンバーでランチ
パッケージ・カタログ用の商品撮影立ち合い
翌日の商談用資料作成
退社