現在位置はホーム共遊玩具タカラトミーの取り組み活動報告2013年です
共用品や、共遊玩具を来場する子ども達に知ってもらい、障害のある人 への理解を深めてもらうため、内閣府主催の中で公益財団法人 共用品推進機構と合同で、障害者週間 「連続セミナー」を行いました。
来場した小学生に、様々な工夫が施された共用品・共遊玩具を触ってもらい、どこが障害者にとって“配慮されている点“を探してもらいました。
どういった配慮がどんな人にとって使いやすくなるのかを、自分たちで発見し知ることで、障害者や高齢者に対しての配慮を養うためのセミナーになりました。
共用品推進機構の森川美和さんと、拝島第3小学校へ行ってきました。
5年生全員(90名)に、目の見えない人が「見えない」ことを補うさまざまな工夫や、
ハイテクを使った支援技術、「共遊玩具」と「共用品」の特徴や役割について、
実演と共にお話をしました。
2時間にわたる授業を最後までとても熱心に聴いてくださり、こちらがびっくりするようなすばらしい質問をたくさんしてくれました。
東京ビッグサイト東ホール全館で開催された国際福祉機器展の「目からウロコ展」にてタカラトミーの「トミカ」と「アニア」の
手探り体験ゲームを実施。
共用品推進機構では、昨年「片手で使えるモノ展」、今年は「目からウロコ展」と題して、見ても触ってもわかる製品のエリア内で、
ブラックボックスの中で手探りにて「車」や「動物」を当てるゲームを行いました。
今回は福祉業界に向けての提案で、これらの「触る」体験はおもちゃを遊ぶ子供たちだけでなく、
大人の障害者や高齢者にとっても簡単に遊べるツールとして活用できると思いました。
実際に体験して頂いた方には、「車(トミカ)も、動物(アニア)も動く(可動する)ところがヒントになって触って楽しかった。」と、
満足して頂けて良かったです。
玩具を使って「形状を知る楽しさ」を来場者の方々と共有できました。
新渡戸文化短期大学の「公開特別講演会」で、1年生を中心とした学生さん(約150名)に、目の見えない子どもたちやその友だち・家族にとっての「共遊玩具」の大切さについて、生活のシーンを取り上げながら具体的にお話をしました。
みなさんからは、おもちゃに関すること、生活上の工夫のこと、障害のある子どもたちの気持ちについてなど、多岐にわたるすばらしい感想をいただきました。
東京ビッグサイトで開催されたおもちゃショー2013、タカラトミーブースにて共遊玩具コーナーを設置。
今年はおもちゃ大賞 共遊玩具部門2013年度大賞を受賞した「アニア」を中心に、8つのカテゴリーに分けて共遊玩具をご紹介させて頂きました。
8つのカテゴリーでは、形をさわろう、見て感じよう、音を楽しもう等、対象商品のどこが共遊ポイントなのかをご紹介。このカテゴライズに分けたことで、障がい者が身近にいない方にも、共遊玩具とは何かをわかりやすくご紹介出来ました。
また、タカラトミーステージでは共遊玩具のイベントを行う等、おもちゃショー開催期間中には約16万人のお客様にご来場頂き、大盛況の中、多くの方々に楽しんで頂きました。
視覚障がいの方は触って物の形を把握します。
しかし、動物はなかなか普段触ることは出来ません。
この「アニア」は手のひらサイズで、手軽に動物の形を触って知ることができ、それぞれの動物の特徴的な部分が動くギミックは、動物の多様性も触って知ることが出来ます。
そのため目の不自由な子も一緒に遊べる、盲導犬マークの共遊玩具に認定された玩具です。
「アニア」には動物フィギュアの他にその動物の体長や体重、食べ物、生息地等が記載された図鑑カードが入っています。
その図鑑カードの裏面に貼ることの出来る「点字・足あとシール」を「アニア」を購入したお客様が、お客様相談室に電話して頂ければ無料で配布します。
図鑑カードに貼れるカードサイズの大きさで、動物の名前の点字と、足あとがUVインクという技法でイラストを浮きあがらせました。
動物の足あとが触ってもわかるようになっています。