現在位置はホーム共遊玩具タカラトミーの取り組み活動報告2015年です
世田谷区東玉川小学校の4年生の総合的な学習の時間「チャレンジ!バリアフリー」に、共遊玩具と障害者理解についての出張授業に行ってきました。
体育館の後方に、共遊玩具を10種類ほど並べ、内容は知らせず、まずは自由におもちゃに触れて、どんな工夫や謎があるのか調べる活動からスタート。
その後、気づいたところを発表してもらうと子供達から「点字がついてる!」や「弱い力でも押せる!」等、バリアフリーの授業と知らずとも次々と出る気づきに私自身驚かされました。
2時間目は何の授業かタネあかし。
みんなに見てもらったおもちゃは、実は視覚障害者の方も一緒に遊べる工夫が施された盲導犬マークの共遊玩具だと伝えました。
「共遊玩具の大切さ」、そして「障害者と、障害の有無に関係なく助け合う心の大切さ」をとても真剣に聞いて学んでくれました。
第42回国際福祉機器展タカラトミーが初出展を行いました。
今年は弊社が旧トミー時代から数えて、バリアフリー活動35年目になります。
その集大成を共遊玩具を中心に、現在活動範囲を拡大中の高齢者、知的・発達障害児への活動について展示させて頂きました。
玩具メーカーが国際福祉機器展に初出展ということもあり、ブースは3日間はつねに人が溢れ大盛況!
特に今回のブースで人気があったのが、国際福祉機器展の特別展示を行った「車椅子リカちゃん」でした。
「もしリカが、足を怪我をしてしまっても、福祉機器が充実してたり、町中がバリアフリーだと車いすでも快適に過ごせるね♪」というメッセージとともに、たくさんのお客様に「かわいいー♪」と大人気でした。
横浜市リハビリテーション事業団様と合同で、知的障害や発達障害のある子どもも一緒に遊べる、遊び体験イベントをヨコハマ・ヒューマン&テクノランド2015に引き続き、横浜ラポールでも行いました。
今回は午前中は、療育センターや特別支援学校に通う子どもの専用の時間を設け、午後は障害関係なく誰でも遊べるイベントを実施。
今まで障害があって、トミカ博やプラレール博に行きたくても行けなかったという子どもたちが自由に遊べるということで、5日間で計1,460人のご来場があり、多くのお客様に楽しんで頂きました。
横浜市リハビリテーション事業団様と合同で、知的障害や発達障害のある子どもも一緒に遊べる遊び体験イベントを、ヨコハマ・ヒューマン&テクノランンド2015にて初出展してきました。
当日は、「プラレール」や「トミカ」、「アニア」の遊び体験コーナー、「プラレール」のジオラマコーナーと定番のおもちゃはもちろん、「JOUJOU キューブタッチ」や「サンズ・アライブ」等の最新おもちゃの遊び体験コーナーを設け、2日間とも終日たくさんの皆様にお越し頂きました。
早稲田大学の「障がいの理解と支援」の科目の中で、「共遊玩具」の講義を今年も行いました。
早稲田大学の学部・大学院生に、共遊玩具の歴史を初め、目や耳の不自由な子にとっての共遊玩具の大切さ、 障害者理解への共遊玩具の存在意義など、実際に共遊玩具に触ってもらいながら講義を行いました。
今年は、高齢者や知的障害児、発達障害児への対応するために勉強をし始めたことも伝え、タカラトミーの取り組みの範囲拡大活動も学生さんに知ってもらうことが出来ました。
東京ビッグサイトで開催された、おもちゃショー2015 タカラトミーブースにて、今年も共遊玩具コーナーを設置。
今年はおもちゃ大賞 共遊玩具部門2015年度大賞を受賞した「JOUJOU みつけてみよう!いろキャッチペン」と、盲導犬マークのコーナー、うさぎマークのコーナーの3カテゴリーに 分けてご紹介。
視覚障害者の方が普段利用している、色識別機と同様のシステムが使われている「JOUJOU みつけてみよう!いろキャッチペン」は視覚障害者の方はもちろん、聴覚障害者の方も楽しんで頂けるよう別途タブレットをご用意して頂ければ、字幕で音声の内容が表示される工夫・配慮が施されていることで、障害があってもなくても楽しめる商品として、大変多くのお客様にご好評頂けました。
今年はタカラトミーがバリアフリー活動はじめて35年目、共遊玩具活動25年目という節目の年になります。このおもちゃショーをはじめとして、様々なところでバリアフリー活動をご紹介していきます。