盲導犬マーク うさぎマーク
調べ学習や、親子でご覧いただきたいコーナーです
盲導犬マークとうさぎマークは知っているかな?
盲導犬マークとは、目の不自由なお友だちも一緒に楽しく遊べると認められたおもちゃについているマークなんだよ!
目が不自由な人は、見る代わりに、触った感覚や音などを手がかりにして遊んでいるんだ。
そのための「工夫」がおもちゃに盛り込まれているんだよ!
盲導犬マークがついているおもちゃの代表的な5つのポイント
ポイント1 電池を使うおもちゃへの工夫
- 電池蓋の位置と開け方が手で触って確かめられるように凹凸をつける。
- 電池のプラスマイナスを入れる方向が、触覚でも確かめられるようにする。
- 電池ボックスにビス止めを使用している場合は、ビス止めの穴の縁に、リング型の凸表示をする。
- ビス止めを使用していない場合は、△の凸表示をつける。
ポイント2 スイッチのあるおもちゃへの工夫
- スイッチがONかOFFか、触覚でも確かめられるようにする。
- スイッチの「ON」に凸表示を付ける。
- スイッチが「ON」になった時、音(音楽)などで知らせるようにする。
ポイント3 色の区別が必要なおもちゃへの工夫
2つ以上の同じ形を識別する必要がある物は、見た目や色の代わりに、手触りや凸になったマーク、あるいは音などを割り当てて識別ができるようにする。
ポイント4 動くおもちゃへの工夫
手から離れた所へ行っても、音で位置が確認できるようにする。
ポイント5 その他の工夫
- 実物を模写したミニカーなどのおもちゃは、なるべく実車に近い形や特徴をおさえたデザインにする。
- 遊びの過程と結果を視覚を使わずに把握できるようにする。
- ブロックのようなおもちゃは、手で触ったときに、意に反して崩れたりにしくいように工夫をする。
- 必要に応じて、点字シールなどを用意する。
もちろんこれ以外にも、それぞれのおもちゃにあわせての工夫が盲導犬マークがついているおもちゃには大切だよ!
うさぎマークとは、耳の不自由なお友だちも楽しく遊べると認められたおもちゃについているマークなんだよ!市販されているほとんどのおもちゃは、音が聞こえなくても楽しむことが出来るんだ。だけど、音が遊びの重要なポイントになっている場合、例えば「あたり」か「はずれ」かが音でしかわからないようになっていると、そのおもちゃを100%楽しめるわけではないよね。音がなくても楽しめる「工夫」がおもちゃに盛り込まれると共遊玩具になるんだよ!
うさぎマークがついているおもちゃの代表的な4つのポイント
ポイント1 音への工夫
- 特に音が遊びの中で重要なおもちゃの場合は、音と同時に、光、振動、動き、文字、絵などで遊びを盛り上げたり理解しやすいように工夫をする。
- 音の強弱や高低が調整できるようにする。あるいはイヤホン端子をつける。(ただし、ピアノなどの音階がある楽器類はうさぎマーク対象外となっています。)
ポイント2 スイッチへの工夫
光、動きなどにより、スイッチのON-OFFがより明確にわかるようにする。消し忘れを音で知らせるのではなく、オートオフ機能を付ける。
ポイント3 コミュニケーションツール
おもちゃを通して筆談など、言葉のコミュニケーションの代わりを果たす。
ポイント4 視覚での工夫
おもちゃを出す言葉や音を、パッケージや取扱い説明書に表示する
もちろんこれ以外にも、それぞれのおもちゃにあった工夫がうさぎマークのおもちゃには大切だよ!