■ STORY
198X年代 後期
- ▶︎最悪となったエネルギー危機を脱するべく、世界各国が新たなエネルギー探索を実施。
- ▶︎探索の結果、日本の科学者たちが、地球の核(ルビ:コア)の中から超物質<フリーゾン>を発見。
199X年代 初頭
- ▶︎フリーゾンの運用によって、人類が飛躍的な発展を遂げる。それに伴い、世界は<マクロ・ゾーン>と呼ばれる5つの連邦国家に再編。
- ▶︎<マクロ・ゾーン>でそれぞれ、巨大な都市型コンピューターでの管理を開始。最大のマクロゾーンである<メトラ・ゾーン>日本シティのゾーン・コンピューター<ランド・マスター>が全体の管理を行った。
- ▶︎宇宙の彼方にあるワルダー星で、エネルギーの乱用により最後のフリーゾン資源まで枯渇しようとしていた。
- ▶︎ワルダー星人ことワルダー軍団の偵察機が宇宙に捜索の手を伸ばし、その一機がフリーゾンが豊富な地球の存在を把握する。
- ▶︎<ランド・マスター>がワルダー軍団に滅ぼされた星からのメッセージを受信。地球にもワルダー軍団の魔手が迫っていることが判明する。
- ▶︎世界中から、地球を守るために選ばれた精鋭たちにより、ダイアクロン隊を結成。フリーゾーンエネルギーを駆使するワルダー軍団に対抗すべく、迎撃メカの開発を開始。
- ▶︎大型基地ロボットベースを核として、ダイアクロン隊の迎撃メカが続々完成。第1次アタック作戦として、ダイアバトルス、ダイアアタッカー、ダイアトレイン、コズモローラー、パワーベースが地球の守りを固めた。
- ▶︎遂に、地球のフリーゾン・エネルギーを強奪せんとワルダー軍団が攻撃を開始。将軍インカムの指揮のもと、次々と新作戦を繰り出し、ダイアクロン隊と交戦状態となった。
- ▶︎ダイアクロン隊、第2次アタック作戦を開始。ガッツブロッカー、ダッシャー系機体に加え、パワードスーツを導入。パワードスーツ隊員が操縦するロボとして、ビッグパワードも前線に配備された。
- ▶︎ワルダー軍団が本格的に戦力を強化。最新鋭の3機合体ロボ、ワルダロスを投入する。
- ▶︎第3次アタックシステムを決行。前線移動ロボ、ロボット要塞Xを開発した。
- ▶︎ワルダー軍団が月面基地を完成。ダイアクロン隊にとって、この基地からの敵の侵攻を防ぐのが命題となった。
- ▶︎ダイアクロン隊がバトルバッファロー、ダブルソルジャー、ツインコンバット、スカイベースを開発。ウォークインセクターによるワルダー軍団のゲリラ活動に対処した。
- ▶︎ダイアクロン隊の別動隊として、レスキュー隊・カーロボットを結成。ワルダー軍団の目を欺くため、一般車両に擬態しているのが特徴。有事の時にはロボットにチェンジして対応していった。
- ▶︎第3次アタックシステムに敗北を喫した、ワルダー軍団の残党が地球に潜伏。新たにカブトロン、バッタス、クワガトラーの3種類の昆虫ロボを実戦参加させた。
- ▶︎カーロボットが戦力を強化。移動基地としても機能する、バトルコンボイを完成させた。
- ▶︎カーロボットの好成果により、ダイアクロン隊は戦力を大幅に増強。チェンジアタッカー、ジェット機ロボ、爆転アタックロボ、トレインロボを配備している。
- ▶︎ダイアクロン隊がワルダーゲリラ部隊を一掃。しかし、将軍インカムに代わって指揮者ブルースターが出現する。
- ▶︎指揮者ブルースターが次元空間を操る能力を駆使して、マシンドラゴンをはじめとする恐竜軍団を現代の地球に襲来させた。
- ▶︎新たな作戦に出たワルダー軍団に対抗し、ダイアクロン隊が恐竜ロボを完成。
- ▶︎再び激化したワルダー軍団との戦闘に対し、ダイアクロン隊はさらなる戦力補強を図る。建設車ロボ、ダブルチェンジャー、トリプルチェンジャーが開発されていった。
- ▶︎カーロボットに新たな巨大ロボ、パワードコンボイが編入。戦力を盤石のものとした。
199X年代 中期
- ▶︎野心家、指揮官ブルースター率いるワルダー軍団。戦力が充実したダイアクロン隊が、強敵を相手に、人類の平和と地球の資源を守るための戦いを続けるのであった。
202X年代 初頭
- ▶︎ワルダー軍団が再び月を占拠。月の裏側のダイダロスクレーターに難攻不落の大要塞を築く。
月の裏側を爆破粉砕した破片群でマクロゾーン全域の壊滅を目論み、地球のフリーゾンを一気に奪い尽くす最終作戦を開始。 - ▶︎ワルダー星人ことワルダー軍団の企みを阻止すべく、ダイアクロン総司令部がファイナルアタックシステムとしてオペレーション”ラグナロク”を発動。ダイアクロン隊とワルダー軍団の総力戦が勃発。ダイアクロン・パワードスーツ部隊の活躍と、ダイアクロン攻撃部隊の集中砲火で、月面大要塞が完全に破壊された。
(月面大要塞が破壊された直後、月から要塞の瓦礫と火球状フリーゾンがワルダー星に転送。エネルギー供給を完全に断たれたワルダー星が、惑星環境維持システムの大暴走とともに重力崩壊を起こし大爆発。) - ▶︎ラグナ ロク作戦 の勝利以降 ワルダーの攻撃が途絶える。
(ワルダー星が崩壊した事実について マクロゾーン側は確証を得ていない為、以降 数年間は再攻撃に備えワルダーの探査や新戦力の開発・配備等を継続し 万全の警戒態勢を構え続けていた。)
202X年代 中期
- ▶︎長期間に渡りワルダーの再攻撃は無く それに対する様々な推測が為されるが 最終的にマクロゾーン連邦委員会は<第一次対ワルダー防衛戦>の暫定終結を宣言し 第一級の警戒態勢を解く。
- ▶︎マクロゾーン連邦委員会、「銀河市民宣言」を発表。銀河の果てのまだ見ぬ同胞との平和的交流と共存を目的とした、大宇宙進出計画の推進を決定。
- ▶︎ダイアクロン隊、任務の主軸を宇宙パトロールや惑星開発・探査などを目的とした組織に再編成。ダイアクロンメカが武装解除され、宇宙開発マシンとして平和利用されることになる。
- ▶︎月面にて、宇宙域での活動を統制するダイアクロン宇宙指令基地を建造。隊員訓練センター、宇宙港などの施設の稼働を開始。
- ▶︎地球の高度10万kmの上空に、太陽系往還航路の起点となる巨大宇宙ステーションCX-1の建造を開始。
- ▶︎月面・セレンゾーンのダイアクロン科学研究基地でダイアクロンメカの次世代型操縦システム(後のBattle- Integral-Generator-A.I =ビッグ・アイ)の基礎開発がスタート。
202X年代 後期
- ▶︎超速宇宙航行用フリーゾンドライブの完成により、惑星間の移動時間が驚異的に短縮され、各惑星に実験宇宙都市や建設基地を次々と建造。太陽系レベルのゾーンシステム<ギガゾーン>の構築とともに、来るべき大宇宙進出の準備を実行。
203X年代 初頭
- ▶︎ダイアクロンのパトロール艇DF3号が火星圏内で謎の構造体と遭遇し消息を絶つ。
辛うじて送られたデータから火星・マルスゾーンの総合指令基地は ワルダー星人の健在を確認。 マルスゾーン一体に向けて ワルダー軍団の再攻撃が開始され、わずか数時間でマルスゾーンが壊滅。 - ▶︎(無数の植民惑星に散っていたワルダー統治兵団の大集結により ワルダー軍が再生。その拠点は暗黒星雲にある天文学的スケールのリング状人工天体。ワルダー軍団の新たなる目的は、失われた母星の代わりとして地球をフリーゾンエネルギーごと奪い取ることであった。)
- ▶︎マルスゾーンを壊滅させたワルダー移動要塞は地球に移動しマクロゾーン・東京シティ中央部を奇襲攻撃。月のセレンゾーンで開発されていたバトルスシリーズの最新鋭機、ダイアバトルスV2のプロトタイプチームにより危機が回避される。
- ▶︎火星域でのワルダー再襲来を期に 第二次対ワルダー防衛戦に突入。
以降ギガゾーン各地でワルダーの襲撃~交戦が頻発するようになる。ダイアクロン隊は再武装化した現存のマシンを中心に、場合によっては開発途上の各種プロトタイプ機まで狩出して 体制を立て直すが 防衛隊としての戦力は全盛期よりも明らかに低下していた。さらにワルダー側の兵器が先の防衛戦時とは明らかに異なる未知のテクノロジーによる進化を遂げている事も加え ダイアクロン隊は 劣勢を強いられた。 - ▶︎ダイアクロン中央司令部とマクロゾーン連邦委員会はこの状況を打破すべく 全ギガゾーンの英知を結集した防衛体制 ネオアタックシステム構想を打ち建てると共に 新たなダイアクロン隊員の増員と育成を急ぐ。
- ▶︎地球と太陽系の全ゾーンで、ダイアバトルスV2プロトタイプの実戦データを基に様々な最新鋭戦闘マシンの開発が急ピッチで進められる。(ネオアタックシステム:フェイズ1)
- ▶︎ダイアクロン隊とマクロゾーン連邦委員会はランドマスターを中心とし、全てのゾーンコンピューターが連動し地球のマクロゾーンと太陽系のギガゾーンを網羅するスーパーホットライン情報システムを構築。(ネオアタックシステム:フェイズ2)
- ▶︎ダイアクロン中央司令部により、ゾーン圏内に出現したワルダー軍団に対し、速やかな迎撃を行うため惑星間の中間宇宙域に大規模な戦闘衛星を配備。さらに各惑星では 宇宙域 ・空域・地表域に分けた多重型防衛網を構築し 各エリアに配備された巡航型戦闘空母基地からの迎撃機による初期攻撃システムが完備される。(ネオアタックシステム:フェイズ3)
- ▶︎人類、地球、宇宙の存亡を賭け、地球のマクロゾーンと太陽系のギガゾーンを網羅する宇宙規模の防衛体制:ネオアタックシステムが完成。(ネオアタックシステム:フェイズ4)
ワルダーとの戦闘を掻い潜りながらの熾烈な環境下で行われたシステム構築作業は困難を極め 一進一退を重ねながら多大な犠牲の上に達成された偉業である。
203X年代 中期
- ▶︎ダイアバトルスV2、量産開始。
主力戦闘マシンとして各部隊に正式配備。 - ▶︎ダイアバトルスV2宇宙機動タイプ、ステーションCX-1に配備。
- ▶︎<パワードシステム>を搭載した新型パワードスーツシリーズ2タイプ(攻撃型・防御型) が完成。
以降 工作特化型、演習/汎用型、惑星間警備部隊(通称:宇宙海兵隊)仕様等、様々なバリエーション機が開発され順次実戦配備される。パワードシステムの拡張プランの開発も進行開始。 - ▶︎ビッグパワードシリーズの第6世代機 ビッグパワードGV(GATHER-V)が完成。
マルチユース可能な重装甲戦闘マシンとして各所で量産が開始。ビッグパワード大隊の様な大規模な集積運用から小規模な作戦行動を行う単独運用等まで様々な運用が為される。 機体構成マシンの部分的な運用性にも優れ 戦闘指令車/パワード04/05をベースとしたカスタム戦闘支援車両等も製造されている。 - ▶︎パワードスーツの飛行・走行等の特化機能強化を目的としたモジュール型拡張ユニットが完成、ジャイロセプター、ダートローダーとして導入開始。
203X年代 後期
- ▶︎ワルダー軍団がカルプスゾーン・スマトラ島のフリーゾン採掘プラントを強襲、ワルダー機動歩兵マシン・通称ワルダースーツの新型機体が2タイプ確認される。それぞれ「フリンガー」、「スタング」、と命名。
- ▶︎スマトラ島防衛戦での大敗後、新型ワルダースーツの対抗策としてのパワードスーツ強化計画が急ピッチで進められる。
- ▶︎サイバネティクスの最高研究機関であるN2財団の支援を受けてマニューバシリーズのプロトタイプ・アルファが完成。データ収集の為の実戦投入~調整を経て、アルファタイプの量産が開始。またその支援機として開発されたマニューバのシステムフレームを使用したベータタイプもロールアウト。
- ▶︎ワルダースーツの捕獲等でスーツのメカニズム解析が進む。陰極(カソード)/陽極(アノード)の属性、複数結合時の総体パワーの超増幅効果等が判明。これを基に複数結合状態のマルチプライズの制圧は勿論、最終的には制圧臨界値を超える超集塊状態・オーバードーズの完全破壊までを目標としたダイアクロンマシンのコンビネーションによるワルダースーツ攻略プランが進行。
- ▶︎アルファタイプをベースとし、対マルチプライズ戦用に特化開発された超高機動型パワードスーツ・ガンマタイプが完成~ゾーン各地で量産化。
- ▶︎対マルチプライズ戦の支援機として可変機能を搭載した戦術飛行機動型パワードスーツ・デルタタイプが完成。この機体の完成度と戦闘実績により次世代のパワードスーツの方向性が定まり次世代型パワードスーツ開発プロジェクトが開始される。
- ▶︎ワルダースーツ駆逐作戦の中核となる多段戦術戦闘マシン・バトルバッファロー MK-Ⅳが完成。開発期間短縮の為バトルバッファロー MK-Ⅲベースとしているが パワードスーツ部隊と連携する多重連携攻撃システムの搭載や対ワルダースーツ用の各種武装等 その機能は完全にMK-Ⅲとは異なる仕様となった。またその機体特性は対ワルダースーツマシンのみならずレスキューマシンとしても高いポテンシャルを持つ事から カスタム化されたモデルがギガゾーン警備部隊<コズミック・ガード>等の主力レスキューマシンに採用されている。
- ▶︎出現頻度が増加しつつあるワルダーの小型クラスの戦闘マシン群を<ワルダレイダー>と呼称。猛禽類や昆虫に酷似した外観を成し、ワルダースーツとは異なるより複雑な分離結合システムによる攻撃により ダイアクロン隊は苦戦を強いられる。
- ▶︎木星・ジュピターゾーン・ガニメテ戦でパワードスーツFタイプを投入。モジュール型拡張ユニットの新型カスタム機 クロスセプター、ラピッドローダーを駆使し劣勢の戦局を切り抜ける。
- ▶︎ワルダースーツ単体や小規模なマルチプライズ∞を単独で撃破可能な戦闘力を持つマニューバ機専用の機動強化ユニット・スカイジャケットシステムが完成、ゾーン各地に配備される。同時開発していたスカイジャケットとの連動性を最適化したマニューバ機・アルファ スパルタン タイプをコアとした強襲攻撃チームも結成され 多くの戦果を挙げる。
- ▶︎オーバードーズレベルに達したワルダーメカ超集塊をも破壊可能な超重粒子反応兵器・デストラクターキャノンが完成。これを主力武装に据えた強化型ビッグパワードGVを<デストロイヤー>と命名し 対マルチプライズ戦の終結ユニットとして戦線に投入、ワルダー駆逐戦隊の完全制圧率は60%に向上する。
- ▶︎ギガゾーン辺境の観測基地が“巨人の様なワルダレイダー”により壊滅する事件が多発。ダイアクロン中央司令部はこれを新たな脅威として捉え 情報収集と警戒を強化。これと同時期にダイアクロン科学研究基地では超集塊ワルダーメカ戦を通して得た様々な戦闘事象をフィードバックさせた新たな戦闘システム<VERS>の構築に着手。
- ▶︎ワルダー駆逐戦隊の完全制圧率のさらなる向上の為 新たに開発された 火力破壊攻撃特化型パワードスーツ・イプシロンの導入を開始。同時期にダイアバトルス・Vシリーズの総体極限強化型モデル<レッドライトニング>仕様の強化作業が完了、ノーマル仕様、宇宙機動仕様が順次実戦配備される。
- ▶︎ダイアバトルスV2<レッドライトニング>の参戦、及びイプシロン機の大量投入によって対超集塊ワルダーメカ戦の完全制圧率は90%超えとなる。
- ▶︎月面のダイアクロン科学研究基地で互換型多目的戦闘システム<VERS>のプロトタイプ機が完成。水面下で進行していた次世代型パワードスーツ開発プロジェクトは<VERS>システム開発プロジェクトに統合され 更なるシステム強化が為される。
- ▶︎<VERS>システム搭載の3機編成型戦闘マシンシリーズ・トライヴァースの第一号機<トライダッシャー>が完成。ダイアクロン戦闘訓練施設での戦闘機動テストを経て量産化がスタート。
- ▶︎トライヴァースの第二号機<トライジェッター>、第三号機の<トライディガー>が完成し実戦投入。トライヴァースのカスタム化も進み カスタム機で編成された特殊部隊や宇宙海兵隊等での運用が始まる。
204X年代 初頭
- ▶︎第二次対ワルダー防衛戦開戦以来 初めてマクロゾーン圏内にワルダロスタイプの戦闘メカが出現。最大級のサイズのワルダロスでありこのタイプを<ギガンター>タイプと呼称。
超集塊ワルダーメカを遥かに上回る壮絶なパワーを持つ新たな敵マシンに対し ダイアクロン隊の反撃が始まる。 - ▶︎ワルダロス・ギガンターを主力としたワルダーの亜空強襲攻撃が続く。強靭な防衛システムで守られた都市部よりもかつてワルダーがゾーン各地で大規模に行った月破片群投下攻撃の為 廃墟となり放棄された辺境地区での侵攻が頻繁に行われる為 迎撃が間に合わないケースが後を絶たない状況となる。
- ▶︎次世代型パワードスーツ開発プロジェクトで試行されていた第三世代型PS<Vムーバー>が完成。これをトライヴァースシリーズの強化計画のライザーシリーズに組み込むことで<VERS>システムは、より多目的な運用が可能となる。空中機動強化を目的とした<ヴァースライザー1号>がロールアウト。
- ▶︎ワルダースーツ、レイダー群に交じり超高機動のワルダロスタイプの人型戦闘メカが確認される。複数機で陣形を組み、俊敏な格闘攻撃を繰り出す事から ワルダロス<ソルジャータイプ>と呼称。トライヴァースチームによる対ギガンターフォーメーション攻撃を崩。す目的で導入された機体と思われる
- ▶︎月面のダイアクロン科学研究基地で開発されたダッシャー、ジェッター、ディガーとは異なり、メトラゾーンの研究施設が<ソルジャータイプ>のキャンセラーとして急ピッチで開発したトライヴァースの新型マシン<トライランブラー>が完成。超高速戦闘機動の必要性が高まりハイパーアクセラレーター型のフリーゾンエンジンを搭載したカスタム機の試験も同時にスタートした。
- ▶︎複数機でビッグパワードGV<デストロイヤー>と同等の破壊火力を生みだすという砲撃能力を持つヴァースライザー2号が完成。ゾーン各地で大規模製造が開始される。
- ▶︎ワルダーの亜空強襲攻撃編成に<ソルジャータイプ>の混成比率が高まりつつある事から<VERS>システム開発プロジェクトでは当初計画していた3号機の宇宙機動強化案を一旦保留し、研究試作段階だったトライヴァース機の外骨格型格闘機動強化ユニットの完成を優先させる方向となる。
- ▶︎格闘機動強化を目的としたヴァースライザー3号が完成。トライヴァース機の格闘機動能力は飛躍的に向上し、ワルダロス<ソルジャータイプ>のアノード/カソード属性による増幅化された超攻撃と互角に渡り合えるレベルとなる。
- ▶︎3号機はその特性からギガゾーン惑星開発隊やコズミック・ガード等ダイアクロン隊以外の組織からも着目され特殊工作重機<C-グラスパー>として各地に配備される事となる
- ▶︎トライランブラーのカスタム機<レッドチェイサー>に搭載された各種最先端機能をフィードバックしたトライダッシャー<サンバースト>が完成。これに準じた機能が搭載された<D-キャリバー>シリーズと呼ばれるトライヴァース各機種の製造もスタートする。
- ▶︎マクロゾーンの多重型防衛網をかいくぐり猛威を振るうワルダーの亜空強襲攻撃に対し、ダイアクロン総司令部は移動型防衛システム<V-MAX>計画を打ち出す。これまで輸送移動部隊のバックアップ的役割を担っていたバトルコンボイ機とグランダー型自走基地を主力旗艦に選定、数世代特進とも言える程の大幅なアップグレードを成す<バトルコンボイ V-MAX>の開発がスタートする。