2024年4月:新規キーワード能力&テキスト・ルールのアップデートのお知らせ
WX24P1にて登場する、新しいキーワード能力4つをご紹介します。
また、WIXOSSが10周年を迎えるにあたり、より遊びやすいゲームにするために、カードテキストの表記や複雑なルールに対してのアップデートを行います。
新規キーワード能力
リコレクト
リコレクトはテキスト内に置かれるアイコンで、[X枚以上]のように表記されます。
「X枚以上」の箇所は、このアイコンの後ろに続く文章が有効になるための条件を表しており、あなたのルリグトラッシュにあるアーツの枚数が指定された条件を満たしていると、後に続く文章が有効になります。例えば[4枚以上]の場合は、あなたのルリグトラッシュに4枚以上のアーツがある場合に有効になります。
使用するアーツがリコレクトを持っている場合、そのアーツ自身はまだルリグトラッシュに置かれていないため、数に数えることはできません。例えばルリグトラッシュにアーツが3枚ある状況で[4枚以上]を持つアーツを使用しても、条件を満たしていません。
リミットアッパー
【リミットアッパー】はカードの効果によってルリグゾーンに置かれます。
【リミットアッパー】があり、あなたの場にいるルリグが1体で、そのルリグがレベル3以上であるかぎり、そのルリグのリミットを+2します。
【リミットアッパー】はあなたのルリグゾーンに1つまでしか置けず、1つ置かれている状態で再度得ようとしても何も起こりません。
【リミットアッパー】はコインや【ルリグバリア】【シグニバリア】と同様に目印です。ルールにおけるカードではなく、例えばカードを手札に戻すといった効果で取り除くことはできません。
【シュート】
対戦相手のシグニが【シュート】を持つシグニとのバトルによってバニッシュされる場合、そのシグニはエナゾーンに置かれる代わりにトラッシュに置かれます。バトルではなくシグニの効果によってバニッシュする場合は【シュート】は影響せず、通常通りエナゾーンに置かれます。
【シュート】によってシグニをトラッシュに置いたとしても、バトルによってバニッシュはしていますので、「バニッシュしたとき」「バニッシュされたとき」という条件を持つ自動能力は発動します。
【ランサー(条件)】
【ランサー】には、【ランサー(パワー5000以下のシグニ)】のように、条件が記載されている場合があります。
この場合、バトルで()の中の条件を満たすシグニをバニッシュしたとき、「対戦相手のライフクロスを1枚クラッシュする」というトリガー能力がトリガーします。
【ランサー(条件)】は、【ランサー】に含まれます。
例えば、『【ランサー】を持つシグニ1体を対象とし、それをバニッシュする。』という能力で【ランサー(条件)】を持つシグニを対象にできます。
テキスト・ルールのアップデート
『あなたのターンの間、』『対戦相手のターンの間、』のアイコン化
どちらかのプレイヤーのターンでのみ機能する能力について、視認性向上のためアイコンによる表記に移行します。
※このアップデートによってカードの挙動が変わることはなく、いま現在ユーザーの皆様が使用されている通りの挙動がそのまま継続されます。
また、すでに告知されているカード個別のFAQ・ルール回答の変更もございません。
変更前 |
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:対戦相手のターンの間、このシグニは【シャドウ(レベル2以下のシグニ)】を得る。 |
変更後 |
:このシグニは【シャドウ(レベル2以下のシグニ)】を得る。 |
表側から裏側になるカードにおけるルールの変更
(告知日:2024年4月19日 施行日:2024年4月27日)
これまで、WXK03-003A《夢限 -P-》/WXK03-003B《夢限 -E-》において、『裏返す』ことによって表側の《夢限 -P-》から裏側の《夢限 -E-》になった場合は同じカードとして扱っており、表側のカードに対して影響していた効果(※下部注釈参照)について、裏側になってからも引き続き影響を受けていました。
一方、その他の効果によって裏向きになる場合においては、表側で受けていた影響を裏側に引き継いでおらず、似たような動きでありながらルール上の扱いが異なる状況にありました。
この分かりづらい点を解消するため、《夢限 -P-》の『裏返す』場合においても他の場合と同様に、表側のカードに対して影響していた効果を裏側では引き継がないように変更します。
2024年4月26日(金)まで |
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『裏返す』ことで裏側になる場合、表側で受けていた効果の影響について、裏側でも引き続き影響を受けます。 |
2024年4月27日(土)以降 |
『裏返す』ことで裏側になる場合、表側で受けていた効果の影響について、裏側になってからはその影響を受けません。 ※この他の『裏向きにする』ことで裏側になる場合は、元々裏側になってからは表側での影響を受けておらず、この変更により両者の挙動が揃うことになります。 |
※『ターン終了時まで、』のように『~まで、』と書かれた能力では、それを処理した時点で影響を与えるものが固定されます。
例 |
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WDK04-007《バッド・ボンバー》『ターン終了時まで、対戦相手のすべてのシグニのパワーを-12000する。』では、このカードの使用後に場に出たシグニは影響を受けません。 |
一方、常時能力や、『~の間、』『このターン、』のように書かれた能力では、常々条件に該当するものをチェックし、該当するものに影響を与えます。
例 |
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WXDi-P16-008《扉の俯瞰者 タウィル=トレ》『【常】:あなたの白のシグニのパワーを+1000する。』では、このルリグが場に出た後に場に出たシグニも影響を受けます。 |
例 |
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WDK06-R06《炎志貫徹》『このターン、あなたのシグニは、その正面のシグニのパワーが12000以上であるかぎり、【アサシン】を得る。』では、このカードの使用後に場に出たシグニも影響を受けます。 |
今回のルール変更では前者に関して挙動が変わりますが、後者については変わりません。
裏側になった後でも常時能力等の条件に該当する場合は引き続き影響を受けます。