
【バトル攻略コラム】
ウィクロスアカデミー「夢限少女杯2024」閉幕!2024年度環境振り返り&最新情報チェック!
皆さんこんにちは!
オールスター講師(自称)の炎200です。
新年度になり、大きな環境の変化があった方も多いであろう今日このごろ……。
早く新しい環境に慣れ、楽しい『ウィクロス』ライフを送りたいものですね。
そんな新年度一発目となる本日のコラムは、以下の3点をお送りします。
- 「夢限少女杯2024」お疲れ様でした!
- 2024年度環境&注目カード振り返り
- 2025年度最新情報チェック!
それでは、早速行ってみましょう!
「夢限少女杯2024」お疲れ様でした!]
まずは皆さん「夢限少女杯」お疲れ様でした!
一般参加者はバトルラッシュやクイックトーナメントでバトルを楽しんだり、本戦の中継をドキドキしながら観覧したりと、一日中盛り上がっていましたね。
私もバトルはもちろんのことながら、無事に「Anniversary radio WIXOSS」の公開録音に当選し、観覧席で楽しんできました。
最初にメールが読まれたり、タマ役・久野美咲さん考案の「ばっちりでーーーーーす」対決でも悪目立ち(?)したりと、なかなかいい思いをさせてもらい最高でした……。
パジェロが当たらなかったのが悔やまれますね……。
そんな公開録音の様子は後日公開されるかと思いますので、会場に行けなかった皆さんは配信をお楽しみに!
そして何よりも「夢限少女杯2024」本戦に参加された皆さんも、本当にお疲れ様でした!
非常に複雑化した読みづらい環境、そして海外勢含む多くの強豪セレクターとの長丁場……。
とてもスタミナのいるバトルだったのではないかと思います。
では、その本戦について少し触れていきましょう。
まずはルリグ分布を見ていきましょう。
強豪セレクターたちが選択したルリグ、その最上位はやはり、2024年度を牽引し続けた「あきら」、そして次点は「ひとえ」でした。
この2ルリグについては、最早説明不要でしょう。
安定した攻撃性能に加え、除去されても後続を場に残せるシグニたち。
隙が無く、攻防の再現性が突出した印象を持つ彼女たちは、まさに2024年度を代表するルリグと言えるでしょう。
そして使用率第3位は「緑子」。
その圧倒的高打点もちろんですが、《参上 緑姫》を使用した攻撃性特化のタイプも見られました。
その後は、前回の「ディーヴァグランプリ2024WINTER」での躍進が記憶に新しい「夢限」、超攻撃特化の代表的赤ルリグの「花代」と続きます。
予選を勝ち抜いた16人による決勝トーナメントになると、その勢力図に興味深い変化が訪れます。
「あきら」と「ひとえ」は各3人ずつと、全体の比率としては多いままですが、人数は大きく減りました。
反面、「花代」は予選で使用した4人のうち、3人も決勝トーナメントへ上がってくる結果に。
そんな混迷の決勝トーナメントを制し、見事優勝したのは……。
「花代」を使用した「だいじん」選手!!!
深センからの招待選手で「アザエラ」(チーム夢限少女)を使用した「球琪湯米」選手との、アツい赤ルリグ対決を制しました!
「だいじん」選手、本当におめでとうございます!
アザエラが形成した強固な盤面を、4にグロウしたターンで華麗に崩していく姿は実に見事でした!
また、奮闘された「球琪湯米」選手もお疲れ様でした!
招待選手が予選1位通過し決勝まで上がっていく姿は、『ウィクロス』が海外でも盛り上がっていることの現れのように見え、とても嬉しく思いました。
まさに「世界大会」と呼ぶにふさわしい、すばらしい決勝戦。
また、本戦以外でも海外のセレクターたちが会場で楽しそうに『ウィクロス』をプレイし、交流しているこれまでにない光景……。
10周年という節目……『ウィクロス』はこんなに世界で愛されるカードゲームになったんだと思うと、何だか感慨深いですね。
そういう意味でも「夢限少女杯2024」は、10周年の締めくくりに相応しい、最高のイベントになったのではないかと思います。
選手の皆さん、海外から来てくれた皆さん、そして一般参加の皆さんも、改めて本当にお疲れ様でした!
2024年度環境&注目カード振り返り
10周年、そしてアーツ実装によりディーヴァセレクションにとって激動の1年だった2024年度環境も、これにてひと段落!
そこで、この1年を各弾環境ごとの代表的なカードとともに振り返っていきましょう。
RECOLLECT SELECTOR
「selector」シリーズを代表する5ルリグが10年前当時を彷彿とさせる装いで再参戦した2024年度最初の弾。
その先1年の基本となる、強力なアーツが多く登場しました。
今までアーツと言えば、旧レギュレーションでは「防衛の要」や「必殺の1枚」といったイメージが強い印象でした。
しかし、ディーヴァセレクションでは、地ならしやリソース確保のためにメインフェイズで使用するためのカードが多く登場しています。
《セイクリッド・フォース》や《ダーク・マイアズマ》など、応用力の高いアーツは特に強力で、旧来のアーツのイメージをいい意味で変えてくれました。
また、ルリグとしては環境の初期は《コードアート Cヤンデリア》を搭載した「ピルルク」をよく見かける印象でした。
スペル《UPDATE》を《コードアート Cヤンデリア》に適用し、相手にエナも手札も与えずリソースを枯らしていく強力なデッキでした。
ディーヴァセレクション初期に登場した《コードアート Cヤンデリア》が再評価されたというのも面白いポイントですね。
以降も2024年度は、カードプールの変化に伴い再評価が行なわれるカードが非常に多く現れました。
loth SELECTOR
アニメ「selector」シリーズではセレクターとして登場した「るう子」たちがルリグになった衝撃弾。
発表されたときの驚きは、今でも忘れることができません。
そしてこの弾では、先述の「夢限少女杯」の項目でも触れた、2024年度を代表する2大ルリグが登場しました。
この2ルリグ自体の能力が強力なのは言うまでもありませんが、改めて触れるならパートナーシグニの能力の高さも際立っています。
後続を場に出す能力を有する《参ノ遊姫 ボールペンマワシ》と《羅植姫 ジャックビーンズ》をどう突破し、アタックを仕掛けていくか。
それが環境の前提となっていき、各デッキの攻撃性を加速させる要因になっていったように思います。
また、この弾ではコストを軽減できる防衛アーツ、通称「ウィッシュアーツ」が登場しました。
特に《アズール・ウィッシュ》や《加持祈禱》は使い勝手もよく、エナを枯らされた状況でもしっかり2面防衛が可能。
「ウィッシュアーツ」はこれからもしばらく、多くのデッキで採用検討枠になっていくかもしれませんね。
REVERSAL SELECTOR
待望の「ちより」参戦弾。コアなファンが多いルリグが多く参戦し、エルドラ&ちよりペアが好きなユーザーが歓喜したとかしないとか。
同弾での登場ルリグもさることながら、前弾登場ルリグへの強化が手厚い弾という印象でした。
《参ノ遊姫 フンスイショー》は「あきら」のみならず他デッキ、他レギュレーションでも、強力な手札破壊要員として活用されています。
《羅植姫 フラスタ》は「ひとえ」の中核である《羅植姫 ジャックビーンズ》を継続的に場に用意でき、盤面の再現性を飛躍的に向上させました。
新ルリグとしては、非常に強固な盤面形成が可能な「アン」が台頭。多くのデッキにおいて、【シャドウ】が突破できる構築を要求されることになりました。
また、この弾では癖は強いですが強力な三面防衛アーツが登場。
特に《不敗炎話》は、オールスターの《炎のタマ》を思わせる強力な防衛能力で、赤デッキにおいて多く採用されるアーツとなりました。
FORTH SELECTOR
レベル4登場による全ルリグの強化と、強力な能力を持った混色アーツが登場した、2024年度総決算弾。
レベル4ルリグは、各ルリグの特性を縦に強化するような印象を受けます。
特に「花代」においては、強力な攻撃性と手札回復能力を持つ《閃華繚乱 花代・肆》が登場。
先述のように「夢限少女杯2024」で優勝し、2024年度環境の覇者となりました。
その他のルリグも、レベル4にグロウするのか、あえてレベル3のまま戦うのか、重要な選択をする必要が出てきました。
混色アーツは攻防さまざまな能力のカードがありますが、攻防の可変性を有する《竜花相搏》は、環境でもよく見る1枚となりました。
「ディーヴァグランプリ2024WINTER」の振り返りコラムでも触れましたが、アーツによるライフクラッシュ手段が増えているものの、状況次第で防衛に活用できるのは、このカードのみの最大の強みでもあります。
そしてこの環境下で行われた「ディーヴァグランプリ2024WINTER」では、まさかのダークホースが優勝をさらっていきました。
「夢限」はその特性上、様々なタイプのデッキ構築が可能ですが、軽コストアーツを大量に詰め込みながら、【シュート】や手札破壊で相手のリソースを奪うタイプが台頭。
現在も非常に流行しており、今後も新しいカードが出るたび「夢限」の強化は続いていくでしょう。
各弾や各環境ごとの特徴的なカードについて触れながら、2024年度環境を振り返ってみました。
総決算としての「無限少女杯2024」は終了しましたが、現環境の大きな大会としては、まだ3人チーム戦の「WIXOSS CEREMONY HYPER!!」が残っています!
改めて2024年度環境を振り返りながら、最後のデッキ調整に勤しみましょう!
私も東京大会に参加予定なので、対戦する皆さんはぜひよろしくお願いいたします!
2025年度最新情報チェック!
「夢限少女杯2024」の閉会式では、さまざまな最新情報が発表されました!
注目ポイントをまとめてチェックしていきましょう!
ウムルたちの起源を巡る物語「PRIMAL loth WIXOSS」。
最初期から断片的に語られてきた、フレーバーテキストの物語にいよいよ触れられるようで、往年のファンとしては本当に楽しみです!
OYSTER先生の漫画に合わせたPVも公開されているので、そちらもぜひご覧ください!
さらに、2025年度ではディーヴァセレクション5周年を記念し、6チームのディーヴァルリグたちが全員センタールリグとして参戦!
ディーヴァセレクションから始めたセレクターにとっては待望のクールがやってきましたね!
ちなみに、私はディーヴァルリグではアキノちゃんが大好きなので、今から期待に胸が膨らみます。ええ、とても膨らみます。
そして、「selector loth WIXOSS」にも登場した謎の少女・ヤミノが7月発売の「PRIMAL SELECTOR」で参戦!
さまざまな【クラフト】を作る能力のようですが……【ヤミノアーツ】……?
テキストの雰囲気的に「フェゾーネマジック」のアーツ版のようなものでしょうか……?
能力の詳細は続報を待ちましょう!
ちなみに、ヤミノの声は新たに「WIXOSSガールズ」……改め「WIXOSS公式アンバサダー」に就任された「実波真白」さんが担当!
実波真白さん、これから一緒に『ウィクロス』を盛り上げていきましょう!
よろしくお願いいたします!
そして「WIXOSSガールズ」と言えば大事な発表がありました。
2015年より10年間「WIXOSSガールズ」を担当された和泉琴音さん……こっとねーが卒業することとなりました。
ウィクロス』のイベントではいつも当たり前にいてくれたこっとねーが卒業してしまうのはとても寂しいです……。
5月6日(火・祝)に開催される「ディーヴァグランプリ2025 SPRING」では卒業記念大会が開催されるとのことです。
ノヴァのデッキを握りしめ、みんなで全力でお見送りをしましょう!
10周年期間が終わり『ウィクロス』はさまざまな変化を迎えながら11年目へと突入します。
そしてこれからまた5年、10年と、みんなで『ウィクロス』を盛り上げ、楽しんでいきましょう!
それでは、今回はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございました!
ターンエンド!