【バトル攻略コラム】
ウィクロスアカデミー間近に迫ったディーヴァグランプリ!活躍しそうなルリグはこの子たちだ!!
気がつけば日が短くなり、1日の寒暖差から秋を感じる季節になってきました。
お久しぶりです、ウルズです。
そんな秋といえば皆さん、アレですよね。
そう、『ディーヴァグランプリ2024AUTUMN』!!
皆さん、GPの調整捗ってますかー!!
「REVERSAL SELECTOR」が追加されたのも束の間、気がついたらウィクロスディーヴァグランプリが直ぐ側に来ていますよ。
今回はそんなこの時期に合わせて、ディーヴァグランプリの環境予想を、この私、ウルズが行なっていきたいと思います。
この講義で、参加されるセレクターの力に少しでもなれれば幸いです。
さて、挨拶もここまでにして、早速本編へ行ってみましょう。
前環境からさらに強化を貰った環境トップの2ルリグ。環境はこのルリグたちを中心に形成される
今回のディーヴァグランプリ環境を考える上で、前弾環境から今なお、猛威を振るっているこのルリグたちを紹介しなければならないことでしょう。
前回優勝ルリグの《一衣》。
以前から変わらない《羅植姫 ジャックビーンズ》による攻めと守りの盤面。ルリグアタックをエナの「植物」シグニを払う事で防げる安定感はこの環境でもしっかり強力。
さらに、新しいSR<植物>シグニである《羅植姫 フラスタ》の登場で、《羅植姫 ジャックビーンズ》の再利用だけでなく、あらゆるシグニをエナから場に出せることが可能になりました。これによって、戦術面での強化が入り、前環境よりもパワーアップしています。
また、アーツでも《今昔之感》という3面防衛アーツが登場したことで防御能力にさらなる磨きがかかりました。
加えて、《虚心坦懐》を採用する事で、《羅植姫 ジャックビーンズ》に頼らない打点を形成したり、後に紹介する《アン》の【シャドウ】を貫通したりと、《ダーク・マイアズマ》型だけでなく、幅広い構築が研究されています。
さらにアーツの選択肢も多く、《今昔之感》以外の防御アーツの採用率を見ても、《温故知新》《守破離》《剣戟森森》《付洋雷同》《加持祈禱》と、かなりの種類が採用されているため、《羅植姫 ジャックビーンズ》を乗り越えた先のアーツを予想するのが難しいのもひとつの強みだと思います。
これらの要因に加え、ゲーム1の疑似手札破壊も依然として強力なうえ、デッキの難易度もかなり優しいデッキなので、前回のディーヴァグランプリに続き、高い使用率になることでしょう。もしかしたら、2連覇ルリグになることも十分ありえます。
しかし、無敵に見える《一衣》ですが、どうしても《羅植姫 ジャックビーンズ》への依存度が高く、エナ消費も軽くはありせん。そこに付け入るように、エナ破壊やガード不可を駆使したり、《一衣》のゲーム1後に手札の立て直しができる手段を用意するなどの対策ができるかどうかを考えて、デッキを選択する必要がありそうです。
そして、前弾環境から猛威を振るっていたルリグとしてこのルリグも注目しなければなりません。
こちらも前回準優勝だったルリグ。
継続的な手札破壊や長いゲーム展開は苦手なものの、レベル3になってから打点の要求がシグニで3点、ルリグで2点の合計5点要求というとんでも火力で襲ってくる強力なルリグ。
継続的な手札破壊が苦手だと書きましたが、ゲーム1能力による瞬間大量手札破壊は得意であり、新しく登場した《参ノ遊姫 フンスイショー》による2枚の手札破壊効果を持つシグニが登場したことで、以前よりも高い手札破壊能力を獲得しています。
加えて、《ダーク・マイアズマ》や《デッドリー・ポータル》といった打点とシグニ回収を両立したアーツを採用し、攻めという分野でかなり高水準なスペックを持ったデッキとして環境に君臨しています。
そんな《あきら》の現在は、《TOO BADLY》や《RANDOM BAD》といった手札破壊スペルを大量に採用して手札破壊能力を底上げした構築や、《壱ノ遊 カゲエ》といった青遊具以外のカードを多く採用して安定性を向上させた構築が研究されている傾向にあります。
いずれにしても、手札破壊という強力な戦術からの《参ノ遊姫 ボールペンマワシ》を中心としたシグニ盤面とルリグが持つ追加打点は他のルリグたちと比べてもかなり強力であり、グランプリでもその能力で大活躍するのは間違いないでしょう。
強烈な攻めでかなり凶悪にみえる《あきら》ですが、攻めに寄ったデッキなぶん、守りは《参ノ遊姫 ボールペンマワシ》や《弍ノ遊 ミズデッポウ》の場出し効果ぐらいしかなく、アーツによる防御面数もあまり多くありません。
また、《一衣》ほどではありませんが《参ノ遊姫 ボールペンマワシ》に打点の多くを託していることもあり、突破できないシグニを毎ターン出されると、失速してしまうという弱点もあります。
なので、《あきら》の火力に負けないぐらい外部打点を用意したり、青アーツ対策のダウン耐性シグニを採用する。《参ノ遊姫 ボールペンマワシ》で突破しにくい高パワーなシグニや《聖天姫 エクシア》といったシグニの採用や、ルリグを止められるアーツを採用するといった対策をしていくのが重要になることでしょう。
打倒「あきら」&「一衣」を掲げしルリグたち!
環境の最上位を紹介してきましたが、ここからはそんな《あきら》《一衣》環境の中でも、活躍しそうなルリグを紹介したいと思います。
今まで紹介してきたルリグたちとは戦い方が大きく異なり、守り寄りの戦い方をするのが特徴。
毎ターンの3点要求は得意でないものの、《翠美姫 スイボク》を中心とした【シャドウ】とパワーパンプを軸に突破されない盤面を作る戦術を得意とします。
「美巧」のレベル3シグニにはエナ破壊、手札破壊に対応しつつ、色指定の【シャドウ】で除去されにくい効果を持つ《翠美姫 アン//ディソナ》。《翠美姫 スイボク》とは異なる範囲の【シャドウ】を付与しつつ、トラッシュに送られても回収できる効果を持つ《翠美姫 コンテンポラ》といった優秀なシグニも多く、これらのシグニを相手に合わせて盤面に出し、ゲームを進めていくことになります。
そして、このシグニたちは先に書いたルリグたちにも有効に働きます。
まず、一度の手札破壊が強烈な《あきら》には《翠美姫 アン//ディソナ》を盤面に出しつつ、手札に《翠美姫 コンテンポラ》を構えることで相手の手札破壊に抗うと共に、《翠美姫 アン//ディソナ》の色宣言でシグニからの打点を防ぐことで、《あきら》の攻めをいなすことができるでしょう。
また、《一衣》に対しては攻めの手段が《羅植姫 ジャックビーンズ》に依存してる所に注目し、《翠美姫 スイボク》による【シャドウ(レベル3以上のシグニ)】付与で耐久することが可能です。ただし、《一衣》側にも《大幻蟲 ベル・クリケット》が採用されてるので、ゲーム1や《全力疾走》といったパワーパンプができるカードで、効果を無効にされないように立ち回っていきたいですね。
他のルリグたちよりもかなり守りに寄った戦い方をする《アン》。その戦術ゆえにアーツの使い所や盤面の維持という点でかなりの練度が要求されるデッキです。
しかし、対策されてないデッキや生半可なリソース削りデッキには崩されないポテンシャルを持っているデッキなので、グランプリ環境でも高い使用率になるのではないでしょうか。
《アン》以外にも、《幻竜姫 ヴリトラ》という使い易いシグニが登場し、以前より強烈になったエナ破壊と耐性をすり抜けられる【アサシン】を持ち、いざとなれば【ダブルクラッシュ】によるファイナルアタックを仕掛けられる《熾炎舞 遊月・参》。
前弾の《集中紅火》、新弾の《不敗炎話》という毎弾相性がいいアーツが登場。【アサシン】という選択肢がある上に、ガード不可という絶対的な強さを持つ《閃花繚乱 花代・参》。
このような赤ルリグ勢はダウン耐性を持つ《コードアクセル ダンプカー》を採用する構築が可能なこともあり、ある程度の使用率が考えられます。
また、ダウン耐性繋がりとして、《幻獣 テングザル》を採用&回収しやすく、《今昔之感》という強力な3面防衛アーツの追加。そして、安定した攻めと《アン》と高パワーのシグニたちによる大怪獣バトルをする事もできる《讃型 緑姫》も注目ルリグとして挙げてもいいかもしれません。
まとめ
ここまで色々と書いてきたので最後にまとめていきたいとおもいます。
今回の「ウィクロスディーヴァグランプリ2024AUTUMN」環境は
- 前環境から上位層だった《一衣》、《あきら》がさらに強化を貰い現環境の中心に
- それらに守りの構えで喰らいつく《アン》
- エナ破壊や【アサシン】、ダウン耐性で打倒上位勢を掲げる《遊月》《花代》《緑子》
このような環境になっていくのではと予想しています。
ぜひ皆さんも、私の予想を参考にしつつ、デッキ選択と構築の最終確認をしてみてください。
では、今回の講義はここまでにしたいと思います。
それではまたどこかでお会いしましょう!
以上ウルズの講義でした。