【バトル攻略コラム】

ウィクロスアカデミー

「REVERSAL SELECTOR」発売直前! 最新ルリグサンプルデッキ紹介!

皆さんこんにちは。
暑さも過ぎ去り、秋の訪れを感じられるようになってきましたね。
年中「食欲の秋」、講師の炎200(ほのおにひゃく)です。

さて、いよいよ明日は最新弾「REVERSAL SELECTOR」が発売します!

大人気のルリグたちが多数収録、さらに待望の「ちより」参戦と、往年のおじいちゃんセレクターである私も楽しみで夜しか眠れません。

そこで今回は、最新弾で登場する5ルリグのサンプルデッキを、4人の講師がそれぞれ紹介します!
デッキ構築に悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考にしながら、新しいルリグで遊んでみてください!

なお、各デッキ紹介の担当講師は以下の通りです。
リメンバ→おうか先生
ちより、アルフォウ→ウルズ先生
エルドラ→炎200
アン→ルの人先生

それでは、どうぞ!

①リメンバー未来を見通す力で勝利を掴め!作:おうか

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ピルルクと何かと因縁? のあるリメンバがアーツ環境でもついに再登場!
まさに未来を見通すようにデッキの上のカードを見て操作し、<宇宙>シグニの特性を活かしてテクニカルに戦うリメンバデッキを紹介します。

自分のメインフェイズ開始時にデッキの上4枚から<宇宙>のシグニを1枚まで回収し、残りのカードをデッキの上にもどす自動能力が最大の特徴。デッキの上にカードをもどすことから、デッキの一番上のシグニがレベル1の時に発動する効果を持つ<宇宙>シグニとシナジーがあり、この特性を活かして戦っていくことになります。また、ゲーム1能力「アストロジ」によってデッキの一番上のシグニと同じレベルの相手シグニのアタックを封じることができる高い防御性能も備えており、次のターンに止めたい相手シグニのレベルは自身の自動能力によって指定しやすくなっています。

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《占星術の巫女 リメンバ・ドウン》の自動能力が使えない序盤の2ターンはこれらのカードでデッキの上のカードを操作してあげましょう。リメンバにはこのようなデッキの上のカードを好きな順番で戻せるカードが多く入るため、《プロフィット・エンハンス》をうまく使うことができます。また、1ターン目から《羅星 ブーテス》によって自分のシグニのパワーを上げて相手の攻撃に備えたり、《羅星 リトルグレイ》によってエナを増やしたりできるのは非常に強力なため、これらの効果の安定性を上げるためにデッキに採用するレベル1シグニの枚数を増やしたり、《羅星 アンチラ》などを入れてあげたり工夫してみましょう。

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序盤に点数が取れる<宇宙>シグニ。どちらもデッキの一番上のカードがレベル1のシグニである必要はありますが、非常に高いシグニの除去性能を持っており、終盤でも十分活躍できる性能となっています。《羅星 カリーナ》のパワーの低さは《羅星 ブーテス》でカバーすると一気に攻防高い水準でゲームを進めることができます。また、《羅星 カリーナ》はWIXOSS PARTYの参加賞などでも配っているため、ぜひ参加してゲットしましょう。

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今回登場したリメンバのパートナーシグニ《羅星姫 ホロスコープ》は、自身の効果によって相手シグニのレベルを下げることで点数を取ることができる非常に高い攻撃性能を持っています。また、珍しい使い方ですが自分のシグニのレベルを下げることで、《羅星姫 アンドロメダ》《羅星姫 サタン》などのシグニとシナジーできる点も覚えておいて損はないでしょう。レベルを参照するシグニの除去方法はパワーに依存しないため非常に強力ですが、相手のシグニを対象に取る点から《聖天姫 エクシア》や【シャドウ】を持つシグニだけでなく、《羅植姫 ジャックビーンズ》《参ノ遊姫 ボールペンマワシ》などのシグニに対して無力となります。相手の場にそれらのシグニがいる場合は《羅星 ルナカー》によって能力を消して確実に点数を狙っていきましょう。

今回登場したリメンバは白ルリグにしては珍しく、積極的にシグニによって点数を取っていく戦術が基本となります。《羅星姫 ホロスコープ》《羅星 カリーナ》などのシグニはアタックする際に初めてコストを払う、いわゆる後払いによる点数の取り方をするため、リソースの無駄使いが減ってこちらのリソースをしっかり確保してくれます。また、ゲーム1能力の「アストロジ」は次のターン相手がアタックするシグニに制限をかける非常に強力な効果のため、《温故知新》《ホワイト・ウィッシュ》などの相手シグニのパワーやレベルに依存して防御することができるアーツと非常に相性が良くなっています。ぜひ相手との読み合いを制して勝利の未来を勝ち取りましょう。

②新ギミックの可能性は無限大!? 赤黒ちよりデッキ 作:ウルズ

新ギミックを持ち込んで待望の「ちより」が赤ルリグとして参戦!
【マジックボックス】という、昔の<トリック>シグニの能力である【トラップ】を彷彿させるようなカード設置を活かして戦っていきます。

【マジックボックス】によって効果を発動するシグニが多く存在するので、【マジックボックス】を設置できるシグニを大量に採用。《小罠 ファイヤートーチ》《中罠 ヒノワクグリ》といった【マジックボックス】無しでは機能しないシグニが多いので、カードをそろえやすくするために《ヴィクティム・メモリーズ》も採用しました。
また、高スペックシグニである《大罠 バーニングチョリソー》をできるだけ盤面に出したいため、《大罠 バーニングチョリソー》に変身することができる《羅星姫 カーニバル//メモリア》やトラッシュから回収できる《ダーク・マイアズマ》を採用。かなり安定して盤面に立つと思います。さらに《凶魔姫 メツメ》といった黒のカードを加えて、盤面の安定性とリフレッシュというプランを加えた攻めの構築にしてみました。

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【マジックボックス】を設置する能力と、【マジックボックス】になってた<トリック>のシグニを場に出すという疑似的なリソース確保能力を持って参戦。
【マジックボックス】の消費が激しい<トリック>のシグニたちにとってこの効果はとても嬉しい効果。表にして場に出す効果もあるので、【マジックボックス】にするカードはバーストの有無だけでなく、どの<トリック>シグニを設置するかも考えましょう。
また、ゲーム1効果である「ファンタジー」は【マジックボックス】の関係ない除去能力を持ちつつ、パワーの高い《転生したらレベル1のママ勇者だったけど無双してみた》を盤面に出せます。バニッシュ対象がパワー参照ではあるものの、強力な打点なのは間違いなく、【マジックボックス】の設置が間に合ってないタイミングや、節約したいタイミングで使用し、ゲームを有利に進めていきましょう。

注目カード

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レベル3のシグニたちをピックアップ。
《大罠 バーニングチョリソー》は他に<トリック>のシグニが存在しないとダウンしてしまうデメリットがあるぶん、基本パワーが15000とかなりオーバースペックなシグニ。
自動効果も、【マジックボックス】が必要なものの、エナを使うことのない高水準な打点効果と、相棒シグニとして申しぶんない性能になっています。このシグニを安定して使えるかが「ちより」の肝になるのではないでしょうか。
続いて《羅星姫 カーニバル//メモリア》
新弾のカードではありませんが、他のシグニに変身できる起動能力がとても優秀。
5、6枚目の《大罠 バーニングチョリソー》として活躍することや、《凶魔姫 メツメ》に変身して相手のデッキをリフレッシュにするのも強力。また、起動能力を持つ《中罠 トラピーズ》《小罠 アワセカガミ》という貴重な【マジックボックス】が設置できるシグニに変身して起動効果を使ったりとかなり幅広い活躍が期待できます。

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「ちより」の弱点として、【マジックボックス】にするカードを選ぶ際に残りのカードをデッキの下に送ってしまうので、《サーバント #》を巻き込むと永遠に手札に来ないという事が起きてしまう可能性があります。下手をすると、デッキの底に《サーバント #》が固まってしまう事が起きてしまうことも。
そんな可能性を防ぎつつ、先に書いたカードを揃えやすくするために採用。また、「ちより」を含め<トリック>の新規カードたちのエナ消費が少ないため、自然にこのスペルを使用できることでしょう。

ゲームをとおして【マジックボックス】を安定して設置をできるかが「ちより」にとって重要になっていくことでしょう。設置と盤面形成、そして攻め方などかなり今までのルリグとは違ったゲームメイクを必要とするルリグだと思います。
今回は採用しませんでしたが、白を加えて安定性を向上させたり、緑を入れてエナゾーンにリソースを固めてみたりと、構築の可能性はかなりあると思います。
皆さんもいろいろな構築を試して、自分に合った戦い方をする「ちより」を目指してみて下さい。

③さまざまな<悪魔>シグニたちと共に勝利を目指せ! 白黒アルフォウデッキ 作:ウルズ

今回も美しい姿で参戦。
〈アルフォウ〉らしいデッキ削りを活かした戦術と毎弾登場している<悪魔>シグニ達を組み合わせてゲームに勝利していきます。

新規に登場したデッキを削る<悪魔>シグニたちを中心に、自分と相手のデッキとトラッシュを上手く活用して戦うのがこのアルフォウデッキ。
新規<悪魔>シグニの《凶魔 ダンタリオン》《凶魔 ストラス》が相手のデッキを削る効果でありながらも、バースト枠で参戦したことで、序盤のデッキ削りシグニたちをバースト枠に移動。今まで《凶魔 コスモ》を採用していた非バースト枠に《凶魔姫 ウリス//メモリア》《凶魔 モリガ》といった打点シグニを採用し、デッキ削りと打点シグニをバランス良く採用しています。
加えて今回は、《聖魔 プルソン》《聖魔姫 アリオーシュ》といった強力な白悪魔を加え、安定性と戦術の幅を広げた白黒デッキとして構築してみました。

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デッキ削りに関する効果を2つ持って登場。
以前に登場した《喝采の歌姫 アルフォウ》とは違い、リソースが増やせるマイルドな効果になっています。
デッキを削るだけで手札かエナが1枚増えるうえに、《サーバント #》が落ちても手札に加えられるので、貴重なサーバントがトラッシュに落ちてルリグアタックを全然防げない……という問題を解決。なるべくメインでデッキを落として、選択肢を増やしたいところです。
また、<悪魔>シグニのエナ消費がそこまで多くもないので、黒ルリグの中でもリソース量が多いデッキになってます。
ゲーム1効果は、使いやすいマイナス効果なものの、デッキ削りのカードをある程度使わなければならないので、相手の盤面と自分の手札を確認し、タイミング良く使用していきましょう。

注目カード

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アルフォウの相方となる《凶魔姫 サユラギ》
デッキ削りをしつつ、打点になる効果を持ち、攻めのシグニとしては十分な性能をしています。
デッキのシグニを<悪魔>に寄せているこのデッキなら十二分にマイナス効果を発揮できることでしょう。
しかしながら、リフレッシュに入ってしまうと、力なき幼女になってしまうのでそこは面倒を見てあげましょう。
そして、こちらも新規の《聖魔姫 アリオーシュ》
打点効果こそないものの、【アサシン】や【ランサー】を軸にしたルリグに対して活躍をします。
また、今回のデッキには《セイクリッド・フォース》を採用しているので、相手にとって消費させたい【ルリグバリア】を構えつつ、《聖魔姫 アリオーシュ》でルリグアタックにリスクを与えるという事も出来たりと、かなり嫌らしく立ち回れるでしょう。

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アタックフェイズ以外でデッキを削れるカードたち。
《蒼魔 マーメイド》は序盤から終盤まで手札補充として活躍が可能なシグニ。
今回のデッキはほとんどが<悪魔>シグニなので成功率も悪くなく、採用している《シーク・エンハンス》《サーバント #》を回収することで序盤の安定と、このシグニの成功率の上昇を両立しています。また、今回採用されている《聖魔 アバドン》と共に、《聖魔 プルソン》が持つ無効効果のトリガーにしやすく、総じて癖の少ない下級シグニとして活躍してくれるでしょう。
そして《凶魔姫 ハデス》
前弾からのSRシグニですが《凶魔 モリガ》と合わせることで、盤面をバニッシュしつつ、手札を整える事ができます。加えて、相手ターンまで盤面に残っていることで壁になることも可能です。機会は少ないかもしれませんが《パープル・デイズ》のコスト軽減効果に巻き込む事で、効果を発動できることも覚えておくと良いかも知れません。

デッキ削りとマイナス除去という黒シグニらしい戦術を武器に、溢れるリソースと大量に登場した<悪魔>シグニたちを組み合わせて戦っていきましょう。
リソース管理に盤面除去、相手のデッキをリフレッシュを入れるタイミング、自分のデッキがリフレッシュした後のトラッシュの再構築と、やることは多いかもしれません。しかし、そのぶん構築とプレイングの練りがいがあるルリグです。
このデッキを考えてる中でも「アルフォウ」のさまざまな可能性を感じたので、ぜひいろいろな構築を試してみてください。

④エルドラ — 圧倒的ドローで安定したバトルを展開!作:炎200

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「selector loth WIXOSS」では、ファン衝撃の二児の母として登場したこがねさん=エルドラ。
今回はオールスター期と同じく<水獣>のクラスを使ってバトルを行ないます。
最大の特徴は、なんと言ってもその圧倒的なドロー力!
安定した手札と場を形成し続け、ゲームを有利に進める事ができるデッキです。
最新弾で登場する<水獣>のシグニの多くが、自身の手札に関する能力を有しています。
基本的な戦術として、それらの能力を活用し、手札を途切れさせないようなプレイを心掛けましょう。

最新弾のエルドラ関連カードには、青特有の手札破壊の手段がありません。
そのため今回は、あえて手札破壊を採用せず、最新弾のコンセプトと回しやすさを重視した構築を紹介します。
エースとなるパートナーシグニ《幻闘水姫 ナマコズ》を徹底的に活用して、積極的にアタックを仕掛けていきましょう。

注目カード紹介

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《幻闘水姫 ナマコズ》は、基本パワーが破格の16000ですが、自身の常時能力でライフ1枚につき2000ずつ下がってしまいます。
そのため、レベル3のパワー最低水準の10000以上にするには、自身のライフを3以下にする必要があります。
ある程度は相手のアタックを通したり、軽コスト防御アーツを絡めるなど、序盤〜中盤はライフ枚数を減らしすぎず多すぎず……といった絶妙な枚数に整えましょう。
出現時能力は、ライフの枚数調整やエナ増強に使えますがリスクも大きいので、使用する際は必要なタイミングをよく見極めましょう。
そして何より、このシグニ最大の長所は<水獣>を手札から捨てて、対象の相手シグニを捨てた枚数×−8000する自動能力です。
かつてオールスターで大流行した《幻水姫 ダイホウイカ》を彷彿とさせる強力な能力で、このデッキにおける除去の要となります。
レベル3になってからは、このシグニを継続的に場に出せるよう、手札や場を整えていきましょう。

《幻闘水姫 ナマコズ》にアクセスする手段はドロー以外にもあります。

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《幻水 メルルーサ》はトラッシュの<水獣>1枚を場に出せます。
また、リミットアッパーを得る手段を《リステージ・エンハンス》にする事で、確実に必要なシグニを場に用意できます。
パワー増加の効果も相性が良く、レベル3にグロウしたターンに発動すると、まだパワーが不安定な可能性がある《幻闘水姫 ナマコズ》のサポートにも繋がります。

他のカードもチェックしていきましょう。
序盤〜中盤にライフを要求していく手段としては、下級アタッカー《幻水 デメキン》《幻水 ノコギリザメ》が主軸になります。

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特に《幻水 ノコギリザメ》は、手札ではなくエナの<水獣>を使ってパワーマイナスが可能です。
エナに溜まりがちな青以外の<水獣>を使って、手札コストを抑えながら除去を行ないましょう。

その他メインデッキのカードは、手札の増強を中心に投入します。

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《幻水姫 エルドラ//メモリア》《エルドラ×マークⅢ BURST》のゲーム1能力「リクエスト」と相性が良く、自身の全領域のカードにライフバーストを与える事で手札の3枚増強が可能です。
《幻水歌姫 ダイホウイカ》は、サブアタッカーとしてはマイナス値が控えめですが、出現時に1ドローができ、すぐにリソース回復ができます。
さらに、オールスター期の定番ドローソース《THREE OUT》を連想させる強力なスペル《SEA SPRAY》などを使い、手札を途切れさせず戦線を常に維持していきましょう。

アーツに関しては、メインデッキ内にエナコストがかかるカードが比較的少ない点や、《幻闘水姫 ナマコズ》を使用するうえでのライフ調整の観点から、今回のデッキは防御アーツを多めにしています。

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《アンチ・スペル・バツ》は効率よく使用できればスペルの牽制にもなりますし、防御も可能ですが、そのぶん扱いが難しいカードでもあります。しかし、《アズール・ウィッシュ》のコスト軽減としての使用も想定すれば無駄をなくすことができます。
《クリアー・マインド》《ブルー・オーバードライブ》など、防衛能力を有していながらも応用力の高いアーツを採用するのも手でしょう。

総じると、アタッカーは《幻闘水姫 ナマコズ》に頼りきる部分が多く、【シャドウ】を主軸に戦う同弾のアンなどは苦手かもしれません。
しかし、手札の補強能力の高さのおかげで、とにかくストレスなく安定してデッキを回す事ができます。

構築の変更案としては、これまでに多数登場している白の<水獣>を軸に白アーツを採用するプランや、先述のように青の持ち味を活かして《TOO BADLY》など手札破壊を取り入れるプランなど、さまざまな構築パターンが考えられます。

ぜひお気に入りの構築を見つけ、こがねママ……失礼、エルドラとともにバトルを楽しんでみてください!

⑤アン — 堅牢な防御の中で輝く美巧たち 作:ルの人

今回のデッキは、<美巧>シグニたちの堅牢なパワーと、【シャドウ】で守りながらもアンの自動能力で攻めていくことを目指しつつ、黒のシグニと《ダーク・マイアズマ》を採用し、デッキ破壊もできるようにしました。
また採用したアーツの多くはシグニの除去ができるので、アンの自動能力以外でも攻め手を緩めず戦えます。

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【シャドウ】という能力を持つシグニと、それを操るアンが参戦しました。
自身のメインフェイズ開始時に、場にある<美巧>のシグニを手札に戻してそのシグニのレベル以下の相手シグニをエナゾーンへ置く、強力な能力を持っています。
この能力はエナや手札コストが一切かからず使用できるため、いかに盤面の<美巧>シグニを除去されずに対戦を進行できるかが勝利のカギとなります。

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パートナーシグニの《翠美姫 スイボク》は、【シャドウ(レベル3以上のシグニ)】を自分の場のすべての<美巧>シグニに付与します。
アーツ以外で場の高パワーシグニを除去するためにはレベル3シグニの能力を使用することが多いので、相手に除去されにくく、アンの自動能力が発動しやすくなります。
そして《翠美姫 コンテンポラ》と合わせると、相手のターン中はすべての<美巧>シグニが実質【シャドウ(シグニ)】を得ている状態になります。
そのため盤面強度のためにも、併せて出したいシグニとなっています。

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この2つのカードは、エナとトラッシュから必要なシグニを場に出す手段として採用しました。
盤面に出したい《翠美姫 スイボク》《翠美姫 コンテンポラ》をはじめ、緑以外の色を持つ《紅美 トウロウ》のようなシグニも場に出せるので状況に応じて使い分けましょう。
アンはエナチャージの手段を多く持たないため、《羅植姫 フラスタ》がアタックフェイズ開始時にエナチャージする点も相性が良いです。

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《ダーク・マイアズマ》はデッキ破壊能力以外にも相手の使う《翠美姫 スイボク》をパワー−20000で除去したり、トラッシュから欲しい緑のシグニを2枚まで手札に加えることができるので優秀です。
先述した《羅植姫 フラスタ》を加えて、エナゾーンにある《凶魔姫 メツメ》を場に出すことができるので、覚えておいて損はないかと思います。

<美巧>のシグニが作り上げる強固な盤面で攻め込むのは、安定感があり楽しいです。
ぜひ気になる方は試してみてください。


皆さん、いかがでしたか?
この記事をきっかけに、最新弾の5ルリグへの理解が深まっていけば幸いです。
ここからさらに改良・調整を重ね、皆さん自身の自慢のデッキを作っていきましょう!

また、最新弾の中には前弾「loth SELECTOR」のデッキを強化するシグニや、「DIVAバトルスタイル」のチーム構築を拡張するカードも多数収録されています。
最新ルリグ以外のデッキにもどんな変化があるのか注目ですね!

それでは、今回は以上になります。
皆さんが最新弾で、いいカードを当てられますように!
ターンエンド!

タカラトミーモール