【バトル攻略コラム】

ウィクロスアカデミー

解放派で始めるウィクロス!アカデミー講師が入手難易度の低いカードで作ったデッキを大紹介!

みなさんこんにちは、まだまだ暑いですね。以前ご挨拶させていただきました「ルの人」です。
今月着任したばかりのため、知らないという方はぜひ名前だけでも覚えていただけたら嬉しいです!

「キーンコーンカーンコーン」

では、講義に入らせていただきます。

私はユーザーコミュニティ「白窓の部屋」すいそ杯の運営をしているため、初心者の方と交流する機会が多いです。
その時によく聞くのが、『ウィクロス』を始めようにも「欲しいカードがなかなか手に入らなくてデッキが作れない」という声です。
なので今回は、入手難易度が低いカードで組んだデッキをわたくし「ルの人」と「おうか講師」の2人で紹介させていただきます!!

これから『ウィクロス』を始めたいよ! という方にピッタリなデッキとなっていますので、ぜひ参考にしてみてください!

それでは、各デッキ紹介へ行ってみましょう!

手札破壊で勝利を掴め!解放派エルドラ 作:ルの人

今回私が選んだのは、以前発売された「DIVISIONS DIVA」に収録された<解放派>のエルドラです。

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<解放派>のデッキは攻め方がわかりやすいので、初心者が『ウィクロス』を始める際に扱うにはとても良いと考え選択しました。
相手の手札とエナを破壊しながら、自身は潤沢なリソースで戦えるとても良いルリグです。

<解放派>のエルドラは、エルドラがもともと得意とする手札とエナを得る能力に加え、ゲーム1で好きな<解放派>シグニを2枚まで場の<解放派>シグニの下に置けるという能力を持ちます。
それらを活かすため、序盤からシグニの能力で相手の手札を破壊しつつライフクロスを削り勝利を目指すのが基本的な戦い方となります。

採用カード紹介

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パートナーとなる《幻水姫 フクロウナギ//THE DOOR》は、アタックフェイズ開始時にコストを使用せず手札を1枚捨てさせることができるので、手札破壊がしやすく優秀です。
条件が達成できていればランダムに1枚選んで捨てさせるので、相手が多く手札を持っていてもサーバントを抜くことができる可能性があります。
ですが《幻水姫 フクロウナギ//THE DOOR》自身は、シグニを除去する能力を持たないです。

そのため攻め込めない場合は、《解放の弾丸》を使用して【アサシン】で攻め込みましょう!
《コードアンチ イオナ//THE DOOR》でも下に置かれることで【アサシン】を付与できます。
ですがこちらはコストが3エナと少し重めなので、ここぞという場面で使うようにしてください。

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<解放派>ではないカードを今回は採用しているので、なぜ採用しているのか? という理由と、相性の良いカードを併せて解説していきます。
《轟炎 フレイスロ団長》は自身のアタックフェイズ開始時に手札を6枚以上捨てると相手のライフクロスを1枚クラッシュする強力な能力を持ちます。
そのため手札を多く持つことのできるエルドラとは相性が良いので採用しました。
ですが手札コストを支払った場合は、当たり前ですが手札が無くなってしまいます。

その時は次のターンに《バカンス・チャージング》があれば手札を回復させることができるので、相性が良いです。そのまま《INSPIRATION》まで繋がると一気に手札を増やせるので、もし引けた場合は使ってあげましょう。
もちろん序盤に《バカンス・チャージング》を手札やエナを持つために使うのも良いと思います。

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続いて防御アーツの紹介になります。
<解放派>の持つライフバーストは、強力なものが多いですがシグニを除去できるものは少ないです。
そのためシグニの除去ができる《剣一炎敵》《アイス・アロー》を採用しました。
どちらも使用コストが軽く、パワーさえ能力範囲ならタイミングを選ばないので使えるときに使ってしまいましょう。
デッキの扱いに慣れてきたら、防御の使用するタイミングを考えてみると新しい発見があるかもしれません。

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同じく防御アーツになりますが《プリーズ・ストップ》は、最大ですべてのシグニをダウンさせることができるので優秀です。
ただし捨てるシグニのレベルを参照するので、特にレベル3のシグニは手札に準備しておくことを意識しましょう。
そして使用エナと追加で支払う手札コストがどちらも多いため、コストが足りていない場合は《ミラクル・チャージング》で補助しましょう。

デッキの動かし方

このデッキは手札破壊をしながらしっかり攻め込めるように組みました。
高パワーのシグニが並ぶ時は、【アサシン】を使って攻めましょう!
紹介したデッキは、トラッシュからカードを手札に加える方法がサーバントのライフバーストしかないため、状況に応じて捨てるカードの取捨選択ができるかどうかが、初心者から脱却できているかどうかのひとつの目安になると思います!

強化プラン

最後にこのデッキの強化プランを紹介したいと思います。

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まずはアーツの《ロック・オン》
エルドラは自身のメインフェイズでレベル3のシグニを除去する手段が乏しいので、そこを補助しつつ相手の手札を奪い取るカード。
ドローしたカードをそのまま《轟炎 フレイスロ団長》の手札コストにできるのも嬉しいです。

続いて《アズール・ウィッシュ》は、今回採用した《プリーズ・ストップ》と違い最大2体をダウンさせる効果ですが、その分使用するコストが軽くなっているので扱いやすいかと思います。
相手がエナ破壊をしてくる時には、他の青アーツをコストとして0エナで使用できるのは魅力的です。

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続いてシグニの紹介です。
《轟砲 ヘビーマシンガン》は、自身のライフクロスが2枚以下の場合に限り赤1エナでパワー12000以下のシグニをバニッシュすることができます。
そのため【アサシン】の天敵と言われることの多い《幻水姫 シィラ》を除去できるため、もし困ったら入れ替えの選択肢として考えてみると良いかもしれません。

《コードハート ピルルク//THE DOOR》は、手札を1枚捨てることで相手のシグニ1体へ最大−8000できるので、手札を多く持てるエルドラとは相性の良いカードです。
出現時能力は、トラッシュから<解放派>のシグニを1枚下に置くことができるので相手の行動に併せて柔軟な対応が期待できます。
そしてこのシグニは、赤と青両方の色を持つため相手のエナ破壊の範囲から逃れやすくなり優秀です。

それでは次は「おうか講師」のデッキ紹介です。
よろしくお願いします!

エナ破壊で勝利を掴め!解放派リル 作:おうか

今回は『ウィクロス』を始めたばかりの人にも手に取りやすいデッキを考えてきました。今から紹介する解放派リルは先ほど紹介した解放派エルドラと共通するデッキパーツが多いため、『ウィクロス』を始めたばかりの方にオススメのデッキとなっています。解放派エルドラとの違いに触れつつデッキの解説をしていきたいと思います。

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解放派リルは自身の出現時効果やパートナーシグニの《紅将姫 シモン・バール//THE DOOR》の出現時効果などによるシグニの除去を得意としている攻撃的なルリグになります。また、【ライズ】を持つシグニ限定ではありますが、赤ルリグにしては珍しいトラッシュからシグニを場に出す効果も持っているため、赤ルリグにとって重要な詰め盤面の再現性が高くなっていることが強みとなります。
今回はこれらの強みを活かして序盤から点数を取りつつもしっかりエナも破壊し、最後は相手にアーツやアシストルリグなどの防御手段を使わせず勝利を目指すというコンセプトでデッキを組んでみました。

解放派エルドラとの違い

デッキのパーツを多く共有する解放派のエルドラとリルですが、ルリグの能力だけでなくそれぞれのパートナーシグニの能力の違いによって戦い方には差があります。青のカードが入りやすいエルドラは手札破壊、赤のカードが入りやすいリルはエナ破壊といったように、それぞれの強みを活かせるようなカードを採用してあげるとデッキとしてのまとまりが良くなると思います。それでは今回採用したカードたちを紹介していきましょう。

採用カード紹介

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エナ破壊と非常に相性が良いこのカード。デッキの上からカードを回収して安定性を高めてくれる側面もありますが、このカードの最大の強みは何と言っても相手のシグニによるアタックにエナを払わせることにあります。相手がシグニによって点数を取ろうとすると最大3エナも支払わせることができ、攻めや守りに使用するためのエナを大量に奪うことができます。アタックを諦めた場合でもダメージレースで大きく差がつき、ゲームを有利に進めることができます。また、相手がシグニでアタックしなかった場合は自分の盤面のシグニが残ることになるため、<解放派>のシグニに下に置いたカードの効果を次のターンも使用することができます。このカードにグロウする際はなるべく次のターンも残ってくれたら嬉しいシグニを立てた状態で使用しましょう。

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自分の手札を捨てる効果が多い解放派のカードと相性が良いカード。解放派は手札を増やすことは得意ですが、エナを増やすことがあまり得意ではないため、このカードで実質的に手札をエナに変換して《GO TO the TOP!》など使用するコストが多いカードや効果を使用しやすくなります。また、このカードは自身の効果で【アサシン】を得ることができるため、盤面に立ててエナを溜めた後はそのままアタッカーとして運用することもできます。

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手札増強と手札破壊を兼ね備えた【ハーモニー】のシグニ。《羅輝石 ドラゴアゲート》と同様に自分の手札を捨てることで追加効果が発動するため、このシグニも解放派のカードと相性が良いです。《幻蟲 アロス・ピルルク//THE DOOR》によるランダム手札破壊の枚数を増やすことによって相手の《サーバント #》を打ち抜く確率を上げてくれます。また、《轟炎 フレイスロ団長》のライフクロスをクラッシュする効果に必要な手札枚数の確保にも一役買ってくれます。

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《自由の記憶 解放者リル》の効果によってトラッシュに置いておけばいつでも場に出すことができるため、このカードは入れておいても損は無いでしょう。シグニの除去だけでなく《紅将姫 シモン・バール//THE DOOR》と一緒に並べて【ダブルクラッシュ】を持つシグニ2体によるロングショットのプランを可能にしてくれます。相手のライフクロス4枚の上から勝利を掴み取る爽快感をぜひ味わってみてください。

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赤のエナコストを多く要求される解放軸リルには、赤色のカードを多く採用する必要があります。これらのカードは<解放派>でありながら赤色でもあるため、解放派リルになるべく多く採用したいカードになります。《幻竜 遊月//THE DOOR》による手軽なエナ破壊はもちろん、《コードアンチ イオナ//THE DOOR》による相手のライフクロスをクラッシュした後に置かれるエナを破壊する効果も非常に強力で、《蒼美 アン//THE DOOR》《幻怪 ドーナ//THE DOOR》などの効果を使って下にカードがあるシグニを場に立てた状態でアタックに入ることを意識しましょう。どうしてもシグニの下にカードが置けない場合は《煌々!!ガブリエラ》にグロウして《リベレーターズフォース》によるエクシード効果を使えばシグニを下に置くことができるのでぜひ覚えておきましょう。

強化プラン

最後にこのデッキの強化プランを紹介していきたいと思います。

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赤のカードの性質上、シグニによって点数を取っていく場合、相手シグニの除去手段は主にバニッシュになります。これによって相手にエナを与えることで防御アーツを使用する隙を与えてしまうという弱みがありました。そこで、エナ破壊プランをより強化するためにこれらのカードを採用するのも面白いと思います。相手シグニをすべてバニッシュしたとしてもこれらのカードで3エナ以上破壊することができれば、実質的にエナを与えない点数の取り方を実現することができます。相手に一切の防御アーツの使用を許さないまま勝負を決めきるなんて事もできるかもしれません。

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相手のライフクロスをクラッシュできるこれらアーツは《リベレーターズフォース》で1点多く取れるこのデッキの強みをさらに活かしてくれるでしょう。最近登場した《アズール・ウィッシュ》などの0コストで使用できるアーツによって相手のエナを0にしても守られてしまうことがありましたが、相手のライフクロスを直接クラッシュして無くしてしまえば勝ち切れる確率を上げることができます。守ることよりガンガン相手を攻めたいといった方は試してみてください。

<解放派>のシグニはシグニの下に置かれることで真価を発揮するシグニが多く、<解放派>以外のカードから相性の良いカードを見つけるのは難しいですが、自分なりに相性の良いカードを見つけて試行錯誤するのもカードゲームの醍醐味だと思いますので、自分だけのオリジナルデッキを作ってみてください。

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