【バトル攻略コラム】

ウィクロスアカデミー

復活のアーツ環境! 講師陣が作る各色ルリグの構築紹介!! 新しい講師も着任です

お久しぶりです、暖かくなってきたなって思ったら夏が見えてきちゃって困惑してるウルズです。
いったい春はどこへ……。

さて、今回はついこの前発売された「RECOLLECT SELECTOR」で登場したルリグ達のデッキを紹介していきたいと思います。
スタートツアーでも、デッキの作り方に悩んでるセレクターさんがたくさんいたので、我々の作ったデッキをぜひ参考にしてみてください!
そんなデッキを紹介するのは、わたくし「ウルズ」「ウルシハ講師」、そして今回から新しい講師として着任しました「おうか講師」になります!!
それでは、まず始めに新しく講師になりました「おうか講師」、挨拶をよろしくお願いします。


みなさま初めまして。このたびウィクロスアカデミー講師として新しく着任しました「おうか」と申します。
『ウィクロス』の第1弾「サーブドセレクター」から『ウィクロス』に触れており、4月にめでたく10周年を迎えたこの時期にウィクロスアカデミーの講師として着任できたことをとても嬉しく思います。
私は関西圏を中心に大会に出ているため、先輩講師の方々とは少し違った目線で情報を発信できれば良いなと思っています。
10周年を迎えた『ウィクロス』をこれからもさらに盛り上げていけるよう全力で取り組みたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします!!!


ありがとうございました。
新しい講師を迎え、ウィクロスアカデミーはさらにパワーアップしていくことでしょう!

それでは、新体制のアカデミー最初の講義、各色デッキ紹介へ行ってみましょう!

鉄壁の布陣!アーム軸タマ 作:おうか

『ウィクロス』の顔とも言えるルリグのひとりであるタマが強力な相棒を手にして再登場しました。
アームの特性を活かした高水準な攻めと守りを兼ね備えたアーム軸タマのデッキを紹介します。

今回登場したタマの能力は、タマの代名詞とも言えるルリグによる2回アタックとゲーム1のシグニによる追加打点の2つで攻撃的な性能となっています。序盤からシグニとルリグによる猛襲で相手のライフを削り取って行き、ゲーム1の起動能力で勝利を目指すのが基本的な戦い方となります。

まずはルリグを連続で2回アタックする能力について、これはデッキ内にサーバントが4枚しか存在しないデーヴァセレクションにおいて非常に強力な効果ですが、手札1枚と白エナが必要となるため、シグニやアーツによってそのためのリソースを獲得する必要があります。今回は最終ターンまでリソースが続くようにリソースを多く獲得できるカードを採用してみました。

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今回新しく登場した《ファイティング・アーム》《ロココアド・バウンダリー》などのアーツは色やクラスの縛りはあるものの、リソースを獲得しながらパワー8000ラインのシグニの上から攻めることが可能となります。そうすることで、こちらにも《中装 フランベル》などを筆頭とした高いパワーラインのシグニを並べることができるため、攻めと守りの水準を一段階引き上げてくれています。また、《ファイティング・アーム》のシグニの連続アタックはバニッシュによってトリガーするものですが、多くのアームのシグニがもつ【シュート】によってエナを与えないため、相手の攻めや守りを鈍らせることができます。
防御アーツについても守りつつ次のターンの攻めにもなるものを採用しているので、守りが得意なシグニを立てながら攻めることが可能となっています。
これらアーツによって相手のライフを0まで削り、最後は相手の場のシグニより高いパワーを持つシグニ3体を並べてゲーム1効果で勝利を目指しましょう。

注目カード紹介

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自分の場に《月日の巫女 タマヨリヒメ》がいるかぎりパワー+3000と【シュート】を持ち、自身でシグニをバニッシュすることでリソースを獲得することができる非常に強力なシグニです。相手のリソースを奪いながら自分のリソースを増やし、さらには除去されにくいパワーラインを持つこのカードをどれだけ立て続けることができるかで勝負が決まると言っても過言ではありません。

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相手のアタックフェイズ開始時まで除去されなかった場合に相手のアタックに対してエナコストを要求するため、エナを与えないコンセプトとマッチしています。また、起動能力でサーバントを回収することができるため、タマのミラーマッチでも役立ってくれるでしょう。

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今回より登場したリミットアッパーによって、どのルリグもレベル3以降はレベル1のシグニを立てる機会が減りました。そのためレベル1のシグニの採用枚数を減らしたいが、序盤に引けなくても困ってしまう。こういった場面で最適なのがこのカードです。基本的に場には立てませんが、手札事故の確率を減らしながらハンデス(手札破壊)対策もできる便利カードです。このデッキでは相手がハンデスをしてこないのであればタマの能力で捨てることもできるので、今環境では枠が余ったらとりあえず採用して良いカードだと思っています。

今回は初心者の方でも回しやすいようほとんど白単色で組んでみましたが、ハンデスできるカードを多く入れてルリグアタックを通りやすくしたり、もっと積極的にシグニで攻められるカードを採用してみたりと自分なりにアレンジしてデッキを改造してみてください。

手札の次はライフを破壊!赤青電機軸ピルルク 作:おうか

ハンデスの祖 ピルルクがさらなるハンデスと手札増強を兼ね備えて再登場しました。
電機シグニによるハンデス・手札増強だけでなく、増やした手札をコストにして相手のライフを直接破壊することができる赤青電機軸ピルルクのデッキを紹介します。

《ロストコード・ピルルク》は、大量のハンデスと手札増強を兼ね備えたわかりやすいゲーム1能力と電機シグニと同じ色を持つスペルの回収といったテクニカルな動きが出来る能力があります。今回は相手の手札を破壊した後は手札増強として使える点に着目して、増やした手札リソースをコストとして使って直接相手のライフを破壊できるよう組んでみました。

《ロストコード・ピルルク》の能力はどれもスペルに関連するもので、デッキ内に10枚前後はスペルを採用しないと真価を発揮することが難しくなっています。スペルを大量に採用するとシグニを立てることが難しくなりますが、状況に応じてハンデス・手札増強・シグニバニッシュを使い分けて戦うことができるため、戦術の幅が非常に広いルリグとなっています。

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今回新しく登場したアーツ《鏡花炎月》はピースの《CONNECTスピニング》を彷彿とさせる効果を持っており、手札リソースを使って直接相手のライフを破壊することができます。《ロストコード・ピルルク》はハンデスが終わった後は手札増強にシフトすることができるため、手札を溜め込んでライフ破壊を狙いにいけます。また、相手もハンデスをしてくる場合には逆に手札増強カードとしても使えるため、相手を見極めてモードを選択しましょう。
毎ターンシグニを3体並べる必要があるウィクロスにおいて、ハンデスは強力な戦術ではありますが攻めの激しいデッキに押し切られてしまうケースが多くありました。そのダメージレースを手札のリソース差を利用して強引に追いつける形にし、ハンデスされても大量ドローで復帰できる構成にしてみました。

注目カード紹介

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新規SRの《コードハート Vキューム》
自分の場に《ロストコード・ピルルク》がいるとアタック開始時にハンデスか手札増強を選ぶことができるため、ハンデスをした後は手札のリソース源とすることができます。また、起動能力は2コスト以上のスペルを少ないリソースで色も関係なく使用することができるため、さまざまなスペルを入れて戦術の幅を広げることができます。

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「DISONANCE DIVA」より特定のルリグに対応する専用シグニが登場しましたが、どのカードも最大4枚までしか入れられません。しかし、このカードは自分の場のシグニを指定すれば疑似的にすべてのシグニの採用枚数を増やすことができるだけでなく、相手の場に使いたいシグニがいれば単体でも仕事をする万能カードで、今後も注目を集めるカードとなるでしょう。

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このカードの強みはなんと言っても2色持ちの電機シグニであることです。場に出せば青か赤のスペルが回収できるアタッカーとなり、エナに置いておくとセンタールリグの色以外のエナ破壊の効果を受けないので赤のアーツが使用しやすくなります。また、解放派のシグニを採用してエナ破壊やアサシンなど戦術の幅をさらに広げてみてもおもしろいかもしれません。

《ロストコード・ピルルク》の能力はテクニカルで幅広い戦術が取れますが、詰め込み過ぎると破綻してしまう難しいルリグですので、今回は2色構成で組んでみました。世間では青白軸や青黒軸などさまざまなデッキタイプが開発されているようですので、大会結果などをみて自分のやりたい構成でデッキを組んでみましょう。

攻めといえば赤!元祖攻めのルリグ宝石花代 作:ウルズ

元祖攻めるルリグといえば花代さん!
今回もすばらしく攻撃的な効果で登場した花代さんのデッキを紹介したいと思います。

新規で登場した《羅闘石 アメジスト》《羅闘石 ヒスイ》という優秀なアタッカーを獲得したことにより、宝石軸の火力がかなり向上。
《閃花繚乱 花代・参》のガード不可ルリグアタックと、その宝石シグニ達の火力、そしてアーツの《鏡花炎月》のライフクラッシュで相手を粉砕していくのがこのデッキの戦い方になります。

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このルリグを使っていくうえで重要なのがゲーム1能力の【アンビション】。
リソースを一気に増やす効果ながら、手札を構える事ができないのでリソースをどこに確保するか考えるのがとても重要。
相手がバウンスがメインの白ルリグや、手札とエナを破壊していくようであれば、破壊される前にエナに変えてアーツを使用できるようにしたりと臨機応変な対応も必要になるでしょう。
簡単そうに見えて実は奥が深い、そんなおもしろさがこのルリグに詰まっています。

注目カード紹介

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まずは新規SRの《羅闘輝石 アダマスフィア》
手札の宝石1枚を捨てるだけでバニッシュができる脅威のコストパフォーマンスはやはり強力。
2つ目の【ダブルクラッシュ】付与もしっかり強く、相手が防御を先に使用してライフクロスを残してきた際に使用したり、逆に相手に防御を使ってもらうように使用したりと、タイミングを選ぶ必要こそありますが決まれば強力です。
何度も対戦してそのタイミングを身につけていきましょう。
《羅闘石 シルバン》は貴重なエナを増やせる宝石シグニです。
アタックした時とかではないので、比較的簡単にエナチャージが可能。先に紹介した《羅闘輝石 アダマスフィア》と並べれば手札をエナに変換する動きになったりします。
おまけではありますが、このエナチャージ効果、ターン1制限はついてますが自分のターンとは書いてないので、相手ターンにアーツやバーストでシグニがバニッシュされた時にエナチャージができます。とくしたなー。

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今回採用されてる過去のカード達も紹介したいと思います。
まずは《羅輝石 花代//メモリア》
宝石の下級シグニや《玉石混煌》のバニッシュできる範囲がパワー10000以下に集中してるために採用。
序盤にアーツやピースでパワー10000を超えたシグニを並べられて、点数が通らず負けた試合が多かったのでこのカードをしっかり採用してます。
コストも赤のカードであればいいので、次に紹介する《羅星 カーニバル//ディソナ》をコストにできるのも良いポイント。
次に《羅星 カーニバル//ディソナ》
これは、先攻をもらった時に手札を6枚にキープできるために採用。
宝石のシグニ達の特徴として、手札の消費が激しいというものがあり、このカードで手札の宝石シグニの節約ができます。
宝石シグニ兼ライフバースト目的で採用されてる《羅石 アイオライト》と同様、デッキのリソース面を補助する枠になっています。

強化プラン

最後にこのデッキの強化プランを紹介していきたいと思います。

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まずは《轟炎 フレイスロ団長》
手札を一気に増やすことができるので、ライフクロスをクラッシュしてゲームスピードを速める事が可能になります。
また、【アサシン】を獲得できるので、花代が苦手とする高いパワーを持つシグニを乗り越えて点数を与えることができるのも評価が高いです。
次にアーツの《クリアー・マインド》
青は宝石のシグニも多いので自然入れやすく、手札補充にルリグ凍結という花代が欲しい効果がしっかり詰まっています。
アンビションと同ターンに使用すればエナを増やしつつ、相手のルリグアタックを封じ、アンビション後に使用すれば消費した手札を補充することができます。
総じて使いやすアーツなのではないでしょうか。

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エナ破壊を強化するプラン。
宝石シグニには《羅婚石 ダイヤブライド》が存在するので、エナ破壊は問題なく強化できます。
相手がエナが無くなる前に防御を使用してきたら《羅闘輝石 アダマスフィア》の【ダブルクラッシュ】付与で圧力をかけられるので、かなり相性よく戦えるのではないでしょうか。
アタックフェイズでのエナチャージが流行ってない環境ではかなり強力になりそうです。

シグニのパワーこそ最大の魅力!アニマルパワーで相手を倒す地獣型緑子 作:ウルズ

シグニのパワーを上げて攻めるといったらやはり緑子さん!
今回もシグニをビルドアップして攻める緑子さんが登場したので紹介したいと思います。

新たに登場した《幻獣神 オサコ》《幻獣 プレーリードッグ》により、相手のターンでもパワー上昇が継続するようになり、パワー上昇をされたシグニ達の強靭なボディで攻めと守りを両立していくのがこのデッキです。
早くからリミット8になる恩恵も大きく、過去の地獣シグニ達とも組み合わせてパワフルに戦っていきます。

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コストのかからない除去効果を持っており、単体でのパワー上昇値は低いものの、《幻獣神 オサコ》といったパワー上昇効果を持ったシグニ達と組み合わせることで、大型シグニの除去も可能にします。
加えて、ゲーム1能力の【ワナ】も強力で、自身のエナゾーンから手札補充するだけでなく相手のエナを減らすので、アーツやアシストの使用タイミングに強力な圧力をかけることができます。
手札に戻すエナもこちらが選べるので、手札に戻しても問題なさそうなカードや多色カードを戻して、相手に他色アーツを撃たせない事ができたりと、さまざまな事ができるのが魅力です。

注目カード紹介

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まずは昔から活躍している緑シグニのアタッカー《幻獣神 オサギツネ》
優秀な効果ながら、いろいろと条件が必要という欠点がありましたが、今回から登場した《幻獣神 オサコ》の登場でかなり緩和されました。
加えて、パワー上昇の値が大きい事が《讃型 緑姫》との相性が良く、アタッカーからサポートまで幅広く行なえるようになりました。
また、《讃型 緑姫》の自動効果を与えることで、相手の盤面に《幻水姫 シィラ》がいても2点要求ができるという強みもあります。
そして、ちょっと話題の《幻獣神 サラブレッド》
このカードはリミット運用が8になった恩恵が大きく、今まではリミット7でのゲームメイクが中心だったので、レベル2のシグニの採用がそもそも微妙でした。
しかし、それは過去の話。
リミット8のゲームメイクになったことで、後に紹介するレベル2シグニの活躍ができ、それらの蘇生及びパワー上昇によるサポート。おまけにドロー効果つきという他の地獣シグニにはできないことをやれるカードとして活躍します。

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まずは《幻獣 ハムスター》
今まではパワー上昇をさせるカードが少なかったため、あまり活躍できませんでしたが、今回でパワー上昇をさせるカードがたくさん出てきたため昇進。
打点効果を持った下級シグニのパワーは低いため、3000以下でもバニッシュしやすく、さらにパワーを上げれば8000以下というレベル2シグニもバニッシュできるというのはかなり頼もしいです。
パワー上昇も、《幻獣神 オサコ》を筆頭に上げやすく、《幻獣神 サラブレッド》で蘇生し一緒に並べるだけで12000の条件をクリアできるのも強力です。
続いて、《幻焼獣 ベイア》
このカードは緑子の【ワナ】に注目したカードで、このカードと組み合わせることで相手の他色エナの存在をかなり制限することができます。
この手の効果は、必要なタイミングでちゃんと回収するのが強力なのですが、《讃型 緑姫》の【ワナ】でエナから回収できるうえ、ここでも出てくる《幻獣神 サラブレッド》で蘇生も可能とかなりの頻度で出せるのも強いところです。

強化プラン

最後にこのデッキの強化プランを紹介したいと思います。

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まずはアーツの《鏡花炎月》
緑子の攻めの関係でリフレッシュといった、いわゆる外部打点がないところを補うカード。
ライフクロスをクラッシュするのに手札3枚が必要ですが、ゲーム1能力の【ワナ】で手札を3枚増やせるので効果の発動ができるのもおもしろいところだと思います。
続いて《幻獣 テングザル》は耐性効果を持つシグニ。
相手のダウン効果を持つ防御を掻い潜る事ができ、緑子の【ワナ】による回収や《幻獣神 サラブレッド》の蘇生によって場に出せるのも強力。
アーツの登場により、防御を完全に見破るのは難しいですが、環境によってはかなり刺さるカードになるかと思います。

悪魔が来りて笛を吹く《挟界の閻魔 ウリス》 作:ウルシハ

トリを飾るのは我らがウリス。《挟界の閻魔 ウリス》は「RECOLLECT SELECTOR」の他ルリグと同様に一つのクラス、「悪魔」に特化した能力を持っています。そのパワーを最大限活かすためにも今回のデッキはサーバント以外すべて悪魔で構築しました。

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デッキの切り札たる《凶魔姫 アンナ・ミラージュ》は強力な能力の代償として場に出るときに大きくリソースを消費してしまうため、ルリグに加えてシグニでもカバーしておきたいところ。《翠魔 ヴァサゴ》はエナチャージによってリソースの損失を抑えつつ、パワー上昇によってアーツやライフバーストのケアを、デッキ破棄によって公開情報を増せると一人三役の活躍をしてくれます。さらに自然と緑カードが採用できることで、往年の強シグニ《翠魔姫 バン//ディソナ》の運用もできるようになるなど至れり尽くせりです。リソース損失を抑えるという点では新規の《蒼魔 フルカス》なども候補ですが、1枚で持てる役割の多さから《翠魔 ヴァサゴ》に軍配が上がりました。

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増やしたエナを手札に変換するために《凶魔姫 ウリス//メモリア》《凶魔 ブネ》は非常に重要になってきます。どちらか片方から3面埋めることができるため、手札に1枚は抱えておきたいところです。

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新しい環境ではタマ、花代が活躍するという予想だったため、アーツには《クリアー・マインド》を、その青エナ確保のため《蒼魔 フォカロル》を採用しています。《蒼魔 フォカロル》は青エナとしての役割はもちろんですが、場に出せば純粋に盤面の強度が上がりますし、《翠魔 ヴァサゴ》でパワーを上げれば13000となりいくつかの防御を越えられる点で優秀です。

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序盤から終盤まで火力として活躍する《凶魔 モリガ》は、このデッキでは《凶魔姫 アンナ・ミラージュ》と並んで数少ない自分の場の悪魔をコストにするシグニ。《挟界の閻魔 ウリス》の能力を使うのに必要なので、可能なら毎ターン出せるようにしておきたいところ。もし出せない場合の保険としてゲーム1能力の使いどころは見極めが大事になってきます。

相手シグニのパワーや耐性を無視して攻められるカードが多いため安定して戦うことができますが、今持っているリソースをやりくりしてゲームしないといけない都合でその管理がやや大変です。莫大なリソースを扱うデッキに比べると苦労しますが、リソース管理の上達にはうってつけだと思います。

……初心者向けデッキを紹介しろ! という声はもちろんなんですが、もーしょうがないんです。ウリスって昔からこうなんです。

なのでもう開き直って、「ある程度ウィクロスやってる」という方向けのデッキ紹介となりました。でも使いながらカード間の繋がりを考えて回していると段々気持ちよくなってくるのでオススメです(?)

おわりに

いかがでしょうか。
アーツで復帰された方、アーツを初めて経験する方さまざまいると思います。
アシスト以上に選択肢が多く難しそうに見えますが、デッキの可能性を大きく広げるのがアーツです。ぜひ使いこなして『ウィクロス』を楽しんでいきましょう!

今月末には名古屋でディーヴァグランプリも開催されるので、ぜひ今回の講義を参考にし、デッキの作成、改造をしてみてください。
そして、皆さんの最強デッキを完成させ、大会で活躍させてみてください!

さて、長々と書いてきましたが、本講義はここまでにしたいと思います。
またどこかで!!

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