【バトル攻略コラム】
ウィクロスアカデミーLEGENDARY DIVA環境が開幕! 新カード&評価の上がった過去カードに注目!
お久しぶりです。
今回のアカデミーを担当します、ウルズです。
皆さん、LEGENDARY DIVA環境の考察はいかがでしょうか。
今期は大阪で開催される3VS3チーム戦「THE DOOR杯」、そしてディーヴァセレクショの日本一を決める「夢限少女杯2023」という大型イベントが控えていることもあって、
デッキ構築にも熱が入ってるんじゃないでしょうか。
かくいう私も、「THE DOOR杯」は参加する予定なので、絶賛使うルリグと構築を練りにネリネリしているところです。
本講義ではそんなLEGENDARY DIVAの登場により評価が上がったり、活躍ができそうな過去のカード達をピックアップし、紹介したいと思います。
今弾は新たに3色シグニという今までになかった強力な下級チームシグニの登場。
《扉の俯瞰者 タウィル=トレ》、《扉の俯瞰者 ウムル=トレ》の登場による白黒シグニの再評価。
エナも手札も奪っていく「ガブリエラ」「アザエラ」「ミカエラ」の夢限少女の参戦と、かなり環境も変わっていくと思います。
それにより、過去のカードの評価が変わるのは間違いないでしょう。
前回に引き続き過去カード紹介をしてますが、今年はそういう担当というわけではないということだけ伝えておきます。……多分。
さて、前置きもここら辺にして早速本編に行ってみましょう。
超久しぶりの白タウィルと黒ウムル、そして数年ぶりの新アトの登場! 昔のシグニが注目されないわけがない!
まずは今回久しぶりに登場した白タウィルこと《扉の俯瞰者 タウィル=トレ》と黒ウムルの《扉の俯瞰者 ウムル=トレ》、そして《扉の俯瞰者 ウトゥルス》によって活躍できそうなカードと、数年ぶりに登場した新アトである《収斂せし扉 アト=トレ》で活躍できそうなカードを紹介していきたいと思います。
初期の構築済みデッキから参戦してるこのカードを紹介。
効果の発動条件があるものの、《聖天姫 エクシア》をはじめとする面倒な効果をすべて無効にすることができます。
《扉の俯瞰者 タウィル=トレ》《扉の俯瞰者 ウムル=トレ》共に効果の関係上《聖天姫 エクシア》や《コードハート リメンバ//メモリア》の影響が受けやすいので、この効果はとても頼りになります。
肝心の発動条件も《極門天姫 ヨグニグラ》のデッキの上から3枚トラッシュで条件を達成し、《扉の俯瞰者 ウトゥルス》の蘇生効果で揃えることもできるのでかなりの活躍が期待できます。
黒のSRからこのシグニ達を紹介。
共にトラッシュに複数枚カードが存在することで効果を発動できるカード
《扉の俯瞰者 ウムル=トレ》の起動効果がトラッシュにある黒のシグニが10枚につき効果を発動するので、自然に効果を発動することができます。
《ドライ=ハナレ//フェゾーネ》は全体にマイナスを振れるので、《極門天姫 ヨグニグラ》単体では除去できない13000のパワーがあるシグニの除去もできます。
また、常時効果によるパワープラスを無効化できるので《扉の俯瞰者 タウィル=トレ》等によるパワープラスや《聖将 トキユキ》や《コードメイズ ムジカ//THE DOOR》のパンプ効果を無効化することも可能です。
《凶将姫 カーニバル//メモリア》は黒のカードを10枚という条件が《扉の俯瞰者 ウムル=トレ》と重なっており、効果を発動しやすいというのが特徴。
また、黒シグニとして珍しく相手のリソースに干渉できる効果を持ってるので、攻め手の幅を広げることもできます。
出現時効果もパワーの関係ないシグニを除去できる貴重な効果を持ってるうえに、自分のデッキも落とせるので無駄がなく、エナの消費が少ない《扉の俯瞰者 ウムル=トレ》でも使いやすい効果になっています。
手札のカードをルリグゾーンに置くという独自の効果を持ってるシグニ。
このカードが活躍するのは《収斂せし扉 アト=トレ》での採用時。
アトが持つゲーム1効果や起動効果の関係で、手札をすべて捨てる必要があり、《サーバント #》を手札に残せないという問題があります。
しかし、このカードで《サーバント #》をルリグゾーンに裏向きで置くことで、その問題を解決することができます。
《コードラビリンス トビラ》の効果も使っていれば、手札0から《収斂せし扉 アト=トレ》の起動、《コードラビリンス トビラ》の終了時、《中罠 あや//メモリア》の回収で《サーバント #》込みで手札5枚を構えることができ、かなり安定して戦えることになるでしょう。
ついに参戦した伝説のチーム「夢限少女」! メインデッキの構築をどうするかが腕の見せどころ
続いて今弾から新たに参戦したチーム夢限少女の3ルリグで活躍ができそうな過去のカード達を紹介したいと思います。
夢限少女はチームシグニの《夢限紅天姫 ゼウシアス》《混天 A・アロー》の効果からわかるように、相手のリソースを削りつつ、対処の大変なシグニで圧をかけていく戦術が特徴です。
この戦術を手助けできるシグニ達を紹介したいと思います。
リソースを削るならこのカード。
《彼方へ輝く アザエラ》で使用すればガードと起動効果のコスト要求+《彼方へ輝く アザエラ》の持つエナ破壊能力でかなり相手のエナを減らすことができます。
《導きを集う ガブリエラ》で使用すればパワー25000のリメンバを誕生させたり、他の下級シグニをパワー10000以上にして《翠魔姫 バン//ディソナ》や《翠魔 バン//フェゾーネ》のデコイを作成して除去に手間をかけさせたりすることが、《希望の後先 ミカエラ》で使用すれば起動効果でライフクロスを確認しつつ、リメンバ正面のシグニを《希望の後先 ミカエラ》で除去しする等、各夢限少女のセンターで活躍することができます。
専用ピースの《D-(A)LIVE!!》の効果でリミットが増えることにより、《コードハート リメンバ//メモリア》が複数面並ぶという相手からしたら悪夢のようなことができるのもこのカードが強いところです。
リソース差を付けるシグニ達。
主に《希望の後先 ミカエラ》で採用候補となるカード。
《幻水神 ホタルイカ》は《夢限紅天姫 ゼウシアス》や、採用されやすい《蒼魔 マノミン》《プリパラアイドル ファルル》で手札破壊の条件を達成でき、《希望の後先 ミカエラ》が持ってない手札というリソースを削る役割をこなしてくれます。
また、ハーモ二の関係で1体しか出せないと思いきや、2体出してダウン状態の正面にいるシグニは《希望の後先 ミカエラ》で除去して手札リソース差を一気に作るなんて荒業もできたりします。
《大装 ゲイヴォルグ》は手札を補充しつつ、《希望の後先 ミカエラ》の効果と合わせて相手の盤面にいるシグニをエナに送らずに除去することが可能。
ロングゲームを行なううえでのサーバント問題は《D-(A)LIVE!!》や《インビンシブル・ストーリー》が補ってくれます。
じわじわと相手のリソースを奪っていき、戦場をコントロールしていきましょう。
何だかんだいろいろデッキに数枚採用されているシグニ。
今まで紹介したリソースを削るシグニ達とは違いますが、夢限少女で使う理由としては《D-(A)LIVE!!》や《インビンシブル・ストーリー》の【ルリグバリア】によってルリグダメージを無効にしているため、手札をすべて捨てて効果を使った後の相手のターンでも、ルリグアタックを気にすることがないという強みがあります。
また、こと《インビンシブル・ストーリー》においては青コストによる3ドローを2回使うことで、《轟炎 フレイスロ団長》のライフクラッシュコストを作成できることが可能。
自身の回収こそ難しいですが、ここぞという所で活躍をしてくれるカードになることでしょう。
新たに登場したチームシグニ達! 効果だけでなく、多色であることで輝くカード達も多数存在
ここまで、ルリグに注目したカード達を紹介してきましたが、ここからは新たに登場した新規下級チームシグニの影響で評価が変わったであろうカード達を紹介していきたいと思います。
今回登場した《アイン=M・ボール》と《紡ぐ者//メモリア》の登場により、効果の発動と盤面形成の自由度が各段に高くなったルリグ。
今までは《翠美 マーライ》や効果のない2色バニラを採用してデッキのバランスをゆがめてましたが、新規の二枚は効果も強く、デッキのパワーを下げることなく《サンガ》を思う存分活躍させることができます。
チームDIAGRAMは超優秀アシストの《マドカ》が存在してることもあり、手札補充や防御も安定しているためかなり強いデッキになるんじゃないかと思います。
汎用性の高い黒シグニ代表ともいえるこのカード。
今回登場した多色チームシグニはどれもがレベル1なので、ゲーム後半でも出したいチームシグニをこのカードから拾って出すことができます。
自身も打点効果を持っているため無駄も無く、汎用性の高いシグニとして十二分に活躍してくれることでしょう。
また、新しく《翠魔 バン//フェゾーネ》というレベル1版《翠魔姫 バン//ディソナ》が登場したことにより、このカードから回収して相手の【シャドウ】持ちシグニを除去することが可能に。
新たな役割も獲得したことにより個人的にとても評価が高い1枚です。
今期のSPS交換の対象にもなっているので、是非ゲットしてみて下さい。
多色が増えたことにより、評価が上がったピースたちを紹介。
《俯瞰者からの啓示》は同じ色を含んでいることで回収対象を選択できるため、多色シグニが絡むことでその安定性をかなり向上させることができるようになりました。
メインフェイズ、アタックフェイズの両方で使えるその使いやすさもあり、チーム構築における2枚目の採用ピース筆頭になるのではないでしょうか。
《世界逆流》はチームアンシェントサプライズ専用のピース。
《コードメイズ トルネンブラ》の登場により、3つのうち好きな効果を1つ選ぶという使いやすさを獲得。
バニッシュとリソース確保をしっかりこなすことができるためかなり優秀です。
新規のアトが登場したこともあり、今後の研究でスゴいデッキになる可能性も大いにあります。少し前に登場したカードですが、最近始めた方で《収斂せし扉 アト=トレ》を使ってみたいと思っているのであればぜひ入手してみてください。
シグニのパワーライン革命!? 高パワーシグニの対処にも注目すべし
最後に、LEGENDARY DIVA環境で私が真っ先に感じた環境の変化とそれにより活躍するのではないかと思うカードを紹介したいと思います。
まずLEGENDARY DIVAによって、防衛派や《扉の俯瞰者 タウィル=トレ》といったデッキに採用されてるシグニのパワーがかなり高い構築が見られるようになりました。
特にこの2枚のカードは序盤からかなりのパワーラインを形成し、構築次第によっては8000以下のシグニがほぼ並ばないなんてことも。
対策ができてないと、相手の思うがままにターンを延ばされ気が付けば取り返しのつかないことになってしまうでしょう。
ということで、ここからはそんな高パワーラインを対処できる過去のカード達を紹介して行きたいと思います
レベルを参照してバニッシュできるシグニ達
《翠英 マキトミ》は緑のシグニをコストに要求するため、ある程度構築を緑シグニにしなければなりませんが、そこまでコストが重たいこともなく、緑中心のデッキではかなり活躍ができるのではないでしょうか。
多色シグニの影響でレベル1シグニのコストは作りやすく、エナに残すレベルだけ注意すれば使いやすいシグニだと思います。
《羅輝石 花代//メモリア》は赤カードメインの構築でならコストを簡単に確保することが可能。
対白デッキにおいてはバウンス主体の関係で手札を構えやすく、《コードアート ララ・ルー//フェゾーネ》等の下級シグニで除去が困難な白特有のパワーが高いシグニ達をバニッシュすることができます。
赤軸のデッキではかなり活躍が期待できるでしょう。
レベル除去アシスト群の一例
《マキナウィングスラッシュ》は相も変わらず強力なアシスト。
強いレベル1が増えたので相対的にこのカードも強くなりました。
序盤からパワーの高いシグニを並べるデッキを使うときでも強いアシストなので、今環境もよく見るアシストになるかも知れません。
《デウスドライブ》はレベル参照のバニッシュに加えて、《デウスシールド》の存在も大きく、ダメージであればルリグアタックも防げるので盤面のシグニを高パワーで固めて除去されにくくし、ルリグアタックも防いだりと防御の幅が広いのが強力です。
今回紹介したカード以外も、パワーの高いシグニを除去できるカードはあると思うので、色々と試して強いカードを発掘してみて下さい。
終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回紹介しきれませんでしたが、ディソナとフェゾーネの新規カードも登場しており、今回紹介したカード以外にもたくさんの評価を上げたカードがあると思います。
多くのルリグに強化が入ったので、どんなルリグが環境に出てくるか楽しみでもあります。
皆さんもいろいろと試行錯誤をし、素晴らしいカード達を見つけてみて下さい。
それではまた、THE DOOR杯でお会いしましょう。