【バトル攻略コラム】

ウィクロスアカデミー

新環境で評価を上げたカードたちを紹介!君たち、こんなにも強かったのね

みなさん、あけましておめでとうございます!
今年も我々アカデミー講師共々よろしくお願い致します。
新年一発目の講義を担当しますウルズです。

カードレビューはちょこちょこしてましたが、超絶久しぶりの講義になります。新規さんもいると思いますので、簡単な自己紹介をしたいと思います。

  • 趣味でカクテルを作成してるセレクター
  • シリアルNo.1を持ってるほど推しルリグがハナレ
  • WIXOSS公式【彦星】

こんなところでしょうか。
ほかにもいくつか実績はあるんですけど、彦星の前ではすべてが霞むのでこれで大丈夫です。
あまりにも彦星が強すぎるため、なかなか上回れる実績を作れなくて困ってるぐらいです。
意味が分からないと感じた新規の方々は、過去の記事や一昨年の夏の公式生放送を見て頑張って納得してください。すべて事実です。

さて、私のことはこれくらいにして、今回は「DIVISIONS DIVA」発売後に再評価されたカードを紹介していきたいと思います。
各陣営だけではどうしても足りないところを補うカード、動きを強化するカード、さらには脅威となるカードなど様々なカードが活躍できるようになったので、ぜひ今後の構築の参考にしてみてください。

特にブルアカコラボから始めたセレクターの方々は、今回の記事で昔のカードでこんなのがあるんだって思うとともに、過去のカードをたくさん調べてみてデッキ構築と対戦の知識に役立ててみてください。

それでは本編に行ってみましょう!

「DIVISIONS DIVA」の各陣営で活躍する過去のカード達

ここからは、「DIVISIONS DIVA」によって登場した各陣営で活躍できるカード達を紹介したいと思います。

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まず紹介するのは《羅菌姫 ナナシ//フェゾーネ》
覚醒することで8000までのシグニ、コインを使うことで単体で12000のまでのパワーのシグニをバニッシュできます。
特に闘争派での活躍ができ、コインを細かく使えるだけでなく、コインを使わないマイナス効果も持ってるのがかなり優秀。
いくらコインの枚数が多い闘争派とはいえ、節約できることに損はありません。
《貪欲の駄姫 闘争者グズ子》においてはメインの色かつ、使いやすい打点シグニということで分かりやすく活躍ができます。
また、《自由の記憶 解放者リル》においても《紅将姫 シモン・バール//THE DOOR》よりこのカードにコインを使用して13000以上のシグニに強く出られるようにするなんてことも考えられるかもしれません。

今までは優秀ながらもコインを使うルリグが下火でなかなか出番がありませんでしたが、コインを10枚以上獲得できる闘争派の登場で注目の存在になったカードでしょう。

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次もフェゾーネからこのカードを。
覚醒することで自身のパワーを上げられるため、相手ターンでも除去されにくいシグニになり、パワー15000以下のシグニを除去できます。
手札を増やすギミックを持つ解放派との相性が良く、特に《自由の記憶 解放者リル》において苦手とする13000以上のシグニ除去を補ってくれます。
また、パワー15000になる打点シグニとして、防衛派に採用し、ゲートの無い盤面がもろくなることや打点が少ないといった弱点を補ってくれたりと、打点と盤面の硬さ両方を補ってくれる優秀なカードになってます。

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両方とも自身の下にカードを敷く効果を持ってるカード。
下にカードがあることが重要なデッキといえば、そう《解放者エルドラ×マークν》
《解放者エルドラ×マークν》とその相方《幻水姫 フクロウナギ//THE DOOR》にはそれぞれ「シグニの下に合計2枚以上カードがある場合」に発揮できる効果を備えており、その発動条件を達成できます。
加えて2枚とも打点効果持ち、かつ《羅星姫 ミュウ//メモリア》は優秀な効果を持つ解放派のレベル1シグニを回収する効果。《幻怪姫 エクス//メモリア》はエナの破壊という、解放派本来の動きを邪魔しない効果を持っており、条件のサポートだけではなく、本人たちもしっかり活躍できます。

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《自由の記憶 解放者リル》により、ライズをトラッシュから呼べるので過去のライズシグニも活躍できます。
《コードアート ララ・ルー//メモリア》は耐性効果を持ったライズシグニです。
《MC.LION-DISRESPECT》《マキナバインド》といったアシストを無視でき、《自由の記憶 解放者リル》でこのような耐性シグニが場に出しやすいのは非常に強力。
トラッシュから呼べる関係上、このカードを採用するかどうかで、勝ち方の幅が大きく変わるかと思います。
《凶魔 アンナ・ミラージュ》はパワーマイナスということもあり、《紅将姫 シモン・バール//THE DOOR》《幻怪 ドーナ//THE DOOR》と組み合わせて大型シグニの除去をサポートしてくれます。
また、ダウン状態のシグニの上にライズするとアップ状態で場に出る特性を利用し、防衛派共通効果であるシグニをダウンして発動する効果を使用後に、ダウンしてるシグニに《凶魔 アンナ・ミラージュ》をライズさせるとなかなかにおしゃれな動きができたりします。

評価の基準はサポートだけじゃない!「DIVISIONS DIVA」の各陣営の対抗札として活躍するカードたち

各陣営で活躍するカードの紹介してきましたが、ここからはそんな各陣営に対して対抗札となるカード達も紹介していきたいと思います。

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どちらもシグニを動かす効果を持ったカード。
動かすことにより対防衛派に対してゲートの上にいるシグニをゲートから退かすことができます。
《コードメイズ ユキ//メモリア》は相手シグニの能力を失わせる能力もあるので、《コードメイズ ムジカ//THE DOOR》《幻怪 エクス//THE DOOR》といったパワーの高いシグニを無力化できます。
《コードメイズ キヨステイ》は再配置という特性上、相手の盤面が埋まってても配置を変更できるのが強く、さらに対象を取ってないので《幻獣神 LOVIT//THE DOOR》のシャドウも消すことができたりと、かなり独自の強みを持っています。

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環境によって評価が大きく異なる白SR。
今環境は、対闘争派において結構活躍できると思ってます。
《幻水姫 シィラ》《闘争者カーニバル #T#》の攻め手の軸になってる【ランサー】に対して強く出ることができます。
また、手札を補充する能力もあるので、ゲームスピードがゆっくりな防衛派のリソース勝負にも抗うことができる可能性を秘めています。
《コードハート リメンバ//メモリア》は起動能力のコスト増加が厄介で、闘争派の持つコイン能力がほぼ起動能力な関係上、居るだけでかなりのリソースを使わせることができます。
いくらエナが増やせる闘争派とはいえ、このシグニを何ターンも出されるとリソースが足りなくなってしまいます。

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対策してないと辛いシグニ筆頭。
前環境は《守月スズミ》の影響もあって数を減らしてましたが、今環境は特定の陣営に対してしっかりと機能を発揮します。
特に出現時で対象を取る能力を持つ《自由の記憶 解放者リル》にとってはかなり厄介なカード。
何かしら対策しないと、後攻で相手から先に《聖天姫 エクシア》を出されて1面防御を許してしまうことに。
その他にも打点能力の数が少ない《プロフェッサー 防衛者Dr.タマゴ》や【ランサー】が少ない《貪欲の駄姫 闘争者グズ子》など、活躍する対面が多い環境だと思います。

評価が上がったのはメインだけじゃない。注目のアシストルリグとピース達

ここまではシグニを紹介してきましたが、アシストルリグやピースにも再評価されたカードはあります。

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白と青のシグニをデッキ上7枚から回収する能力ですが、この回収先の色が防衛派の色と同じであり、特に《プロフェッサー 防衛者Dr.タマゴ》の横にアシストとして採用すると、とても使いやすいアシストになります。
また、もう片方のアシストをバンにすることで、チーム条件を満たせるので《RANDOM BAD》がパワーアップしたり、《蒼魔姫 フェンリル》が使えたりと、考察の余地として十分にあると思います。

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各陣営(クラス)が、共通するクラスなことにより評価が上がったカードたち。(※○○派もルール的にはクラスとして扱われます)
この手のカードはある程度デッキ構築を同じクラスに寄せたり、わざわざ1枚だけレベルの異なる同クラスを入れなきゃならないという弱点がありましたが、今回の陣営においては自然に条件を満たすことができます。
《サシェ・アンジュレーション》《サーバント #》の回収も選択肢に入るほか、レベル2の《サシェ・アイソレート》という使いやすいアシストもいるので採用しやすいルリグです。
《カウントダウン・ヒールズ》は手札補充としてとても強力なカードとなりました。
どの陣営構築でも強く使えるのですが、特にライズや手札コストによってカード消費が激しい解放派構築や、強い盤面をなるべく維持して戦う《防衛者MC.LION-3rd》といった防衛派のデッキで活躍ができるピースです。

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闘争派の登場によって、コインを得られるアシストの評価があがってきてますが、そのなかでも特に使いやすくて強いと感じたのがこのアシストたち。
コインを獲得できるアシストは総じて能力が低くなっていますが、《リル・炎舞》はレベル2までバニッシュできる火力を持っているため、とても使いやすいです。
また、少し赤のカードを入れることで《リル・抜刀》の起動能力も使用でき、コインを増やすことと、コインを節約して面をバニッシュするという2つのことができるのでかなり強いアシストになったのではないでしょうか。

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ここでちょっと、発売前と発売後に使ってみて再評価したカードのリメンバを書きたいと思います。
発売日前は”使いやすい”ぐらいの感覚だったのですが、使ってみたらとっても強かったです。
《リメンバ・スクライイング》のほうはサーバント込みで2枚手札に加えられるのがやはり強く、ディソナ環境からセンター以外の色も多く採用する環境になってきたので、2枚回収の確率もなかなかに高いです。
上から見る枚数も4枚と、そこら辺のドローアシストよりも加えられるカードの期待値が高いのも強さになってます。
レベル2アシストの《リメンバ・アストロジー》もモードを使い分けられるのがとっても強く、先に紹介した《聖天姫 エクシア》《コードメイズ ユキ//メモリア》を採用していればバウンス能力を選択できたりと無駄がありません。
今後も定期的に大会で出てくるアシストになる可能性が大いにあるカードだと思います。

終わりに

今回は新環境になって再評価されたカードを紹介しました。
しかし、新環境はまだまだ始まったばかり。
これからどんどん研究が進んで、今はまだ爪を隠してる過去のカード達が発見される可能性はまだまだあると思います。
みなさんもいろいろと試して、ぜひ相性の良いカードを見つけてみてください。

それでは今回の講義はここまで、今年もいい年になりますように!
以上、ウルズのアカデミーでした。

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