【バトル攻略コラム】

ウィクロスアカデミー

「にじさんじ最強ライバー決定戦」環境徹底考察!!

キーンコーンカーンコーン♪

みなさまごきげんよう、ウィクロスアカデミーのお時間です。
今回の講師を担当します、「しみずき」です。

まずは恒例の自己紹介を簡単に。

  • 第1弾「サーブドセレクター」から競技思考でウィクロスをプレイ
  • 推しライバーは「月ノ美兎」さん
  • 夢限少女杯BEST16!!

時の流れは早いもので、僕の半年間を注ぎ込んだ「夢限少女杯」は
瞬きの間に幕を降ろしました。
会場の厳粛な雰囲気、普段のセレモニーでは得られない緊張感など、
久々に「生」を実感できるヒリついた時間を過ごすことができて、
短い間でしたが本当に幸せでした。

次があるなら、絶対にまた参加したいです!!

ということで、時は進んで1月。

「にじさんじDIVA」がリリースされ、
全国では「にじさんじ最強ライバー決定戦」が順次開催されています。

ウィクロスのイベントの中でも珍しい部類に入る、
ガッツリとした縛りのある限定構築戦となっており、
普段とは大きく異なる環境になることが予想されます。

今回は私「しみずき」が、自分なりに「にじさんじ最強ライバー決定戦」の
環境を考察し、要注目ポイントをまとめてきました。

また、最後には
自分が考察した環境で戦えるようなサンプルレシピも用意しています。

「どんな方向性でデッキを考えたらいいのか分からない!!」
「デッキの叩き台を知りたい!!」

というセレクターの一助になると考えています。

本日の時間割は以下の通りです。

  • 1時限目:《コード2434 本間ひまわり》を制すセレクターがこのルールを制す!!
  • 2時限目:環境の中心はアンジュ!!
  • 3時限目:《コード2434 西園チグサ》の対策は忘れずに
  • 4時限目:ピースとアシストルリグの話
  • 5時限目:サンプルレシピ紹介
  • ホームルーム

1時限目:《本間ひまわり》を制すセレクターが
このルールを制す!!

個人の所感ですが、「にじさんじライバー最強決定戦」は《コード2434 本間ひまわり》の存在を前提としたメタゲームが展開されると考えています。

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「にじさんじライバー最強決定戦」のプールには、自分のターン中にシャドウを得た相手の《コード2434 本間ひまわり》を除去できるカードが存在しません。

そのため、除去アシストや除去LBが絡まない限り、《コード2434 本間ひまわり》は置くだけで1点分の防御になる最強シグニと言えるでしょう。

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また、デッキの中身も必然的にほとんどバーチャルのシグニなるため。条件はあってないようなもの。
そのため、基本的には枠さえあればどんなタイプのデッキにも”入れ得”のカードになります。

であれば、《コード2434 本間ひまわり》によりダメージレースが遅くなることを前提とした、長期戦に特化したコントロールデッキor《コード2434 本間ひまわり》にペースを崩されるより先に倒し切るビートダウンデッキで環境が二分されるのではないかと考えています。

2時限目:環境の中心はアンジュ!!

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このルールでもっとも使用率が高いセンタールリグは、《【センター】アンジュ レベル3’》だと考えています。

理由としてはルリグが除去効果を有しているため、攻めの安定感がピカイチだからです。
《LazuLight FLASH》によるコラボライバー獲得を考慮すると、ルリグだけで4面分の除去が可能になります。

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「にじさんじ最強ライバー決定戦」のプールは手札破壊などの絡め手が極端に少ないので、先述した《コード2434 本間ひまわり》のような盤面強度の高いシグニを立てながら攻めるというのが、もっともわかりやすくダメージレースで差をつける方法になります。

その点、《【センター】アンジュ レベル3’》の性能はそのコンセプトとバッチリ噛み合っています。
《【センター】アンジュ レベル3’》のコラボ効果をテンポよく4回とも使用できるような展開になれば、基本的に速度負けすることはないと考えています。

ですので、《【センター】アンジュ レベル3’》のコラボ時効果である「パワー12000以下のシグニバウンス」をどれだけ使わせないかが、このルールの鍵であり、構築段階で考慮すべき最重要ポイントと言っていいでしょう。

具体的には、すでに何度も登場している《コード2434 本間ひまわり》を立てるのがベストなのですが、残念ながら4枚しか採用できません。
また、優先して踏まれることが容易に想像できるので、複数ターンに渡って維持するのはなかなかに厳しそうです。

そのため、以下の代用札になりえるカードを採用することをオススメします。

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《コード2434 周央サンゴ》は条件を達成することでパワー35000になることができ、アンジュに限らずほどんどの除去に対して耐性を有しています。
《【センター】とこ レベル3’》のようなマイナスの重ねがけを主体に闘うデッキにとっては悪夢のような存在ですね。
また、出現時の能力によってトラッシュから《コード2434 本間ひまわり》や2体目の《コード2434 周央サンゴ》を呼び出せるため、盤面の再現性向上に繋がる点も非常に優秀です。

《コード2434 椎名唯華》はダウン状態である限り、自軍のシグニのパワーを+3000してくれます。
《コード2434 椎名唯華》が優れている点は、レベル2パワー10000のバニラを横に置くことで、全面パワー13000超えの盤面を作れます。
ほかにも、《コード2434 西園チグサ》《コード2434 笹木咲》のような攻撃的なシグニ配置とパワーラインの両立を実現してくれれる点も強力です。

《【センター】アンジュ レベル3’》のコラボ効果に依存し過ぎていると1点も取れない状況に陥りかねないので、《【センター】アンジュ レベル3’》を使う側は《コード2434 エリーラ ペンドラ》のような対策札の採用を検討しましょう。

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あとは地味ですが《コード2434 竜胆尊》《コード2434 ドーラ》などのレベル3バニラの採用もアリっちゃアリです。
パワーが13000あるだけと言えばその通りなのですが、《コード2434 周央サンゴ》と違いエナゾーンにセレ女のメンバーを固める必要が無いですし、《コード2434 椎名唯華》のように能力を消されることで対策されることもありません。
また、別段意識されるようなパワーラインでもないので、アンジュ側がわざわざ《コード2434 葉加瀬冬雪》を採用してまでメタのメタを張ってくるというのも考えにくいため、意外と活躍するのではないでしょうか。

上記のシグニの中から2体+低レベルのシグニの布陣を組み続けて、お互いに低レベルのシグニを除去し合うようなゲーム展開が、「にじさんじライバー最強決定戦」における王道というかメインストリームになるのではないかと予想しています。

であれば、「下級シグニを除去するだけなら《【センター】とこ レベル3’》のほうがコスパがいいんじゃないか?」とか、「ロングゲームになりそうだから《【センター】リゼ レベル3’》のサーバント供給能力が輝くんじゃないか?」といったメタの読み合いが発生するのはおもしろい点ですね。

ほかにも《コード2434 本間ひまわり》以外のシグニを除去できる《フレン・スラッシュ》《コード2434 アルス・アルマル》《コード2434 ニュイ・ソシエール》の存在も要チェックです。
特に《コード2434 周央サンゴ》はそのパワーの高さから踏んで処理するという対策が取り難いので、これらの対抗策を採用していないと一方的に盤面を荒らされ続ける展開に陥りかねません。

3時限目:《コード2434 西園チグサ》の対策は忘れずに

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この環境における守りの要が《コード2434 本間ひまわり》なら、攻撃の要は《コード2434 西園チグサ》です。
先述した通り、シグニによるダメージレースは鈍化することが予想されるので、《コード2434 西園チグサ》によるルリグによる追加打点が大きく効いてきます。

すべての対面から《コード2434 西園チグサ》が飛んでくることが容易に想像できるため、通常環境と比べてより一層《サーバント #》の重要性が高くなります。

《【センター】リゼ レベル3’》のコラボ効果や《スーパー・ヘルエスタセイバー》《コード2434 天宮こころ》《【アシスト】リゼ レベル2》など、サーバントの確保手段はいつも以上に厚めに採用したいです。

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また、《コード2434 西園チグサ》にはバーチャルのシグニ3体という効果発動の縛りがあるため、除去系のアシストが副次的にルリグの連続アタックも止められる点は考慮に入れておきましょう。

4時限目:ピースとアシストルリグの話

《世怜音女学院 After School》《LazuLight FLASH》のピース構成が、最大母数を占めると推測します。コラボライバーを増やせる《LazuLight FLASH》は単純に強力ですし、《世怜音女学院 After School》は序盤の安定感に寄与してくれるので、リレーピースの相方として扱いやすいです。

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そして何より、両ピースともエナを増やす能力を有しています。
大半のデッキがバウンスを主体とした攻めを行なってくる環境ですので、基本的にエナは不足しがちです。
そんななかで最大4エナも生み出せるこのピースの組み合わせは非常に重宝します。

このピースでエナを稼いで大型の防御アシストに繋げるという構成は、よく見かけることになると思います。

ほかにも個人的には白センターのデッキが使用する《DEATH DECK》に注目しています。

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幾度となく登場している《コード2434 本間ひまわり》をまとめて2枚回収できる点が強力です。
また、結構なロングゲームになることが予想されるので、10枚落としによるリフレッシュダメージも自然に狙うことができます。最大効率で運用できれば非常に強力な1枚です。

個人的に注目したい防御アシストは《【アシスト】とこ レベル2’’》です。

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大量のエナを必要としますが、出現時の能力が非常に便利です。そのため、《コード2434 周央サンゴ》《コード2434 エリーラ ペンドラ》を組み合わせることによって、かなり安定して3面防御を実現できます。

《コード2434 エリーラ ペンドラ》のお陰で、《コード2434 西園チグサ》やアタック時除去持ちの《コード2434 笹木咲》も無力化できるようになる点が強力。パーツをエナにさえ構えて置けば、強制的にリフレッシュされても問題ない点も優秀です。

5時限目:サンプルレシピ紹介

序盤はアシストルリグで、3ターン目以降は《【センター】アンジュ レベル3’》で積極的に攻められるよう構築しました。

《LazuLight FLASH》を3エナチャージできるピースとして扱うことで、《【アシスト】月ノ美兎 レベル2【殴打】》の追加効果を狙いやすくしています。
《【アシスト】とこ レベル2’》と合わせて、《コード2434 本間ひまわり》を2回除去できるので、”ひまわり合戦”にもある程度強く出られるようになっています。

ほかにも《コード2434 フレン・E・ルスタリオ》がバウンスに反応してエナを稼いでくれるので、アンジュのコラボ効果と相性抜群です。
とは言え、そのまま盤面に残してしまうと、除去の的になってしまいます。あくまでも手札に余裕がある時にエナに変換するくらいの気持ちで使用しましょう。

あとはなるべく《コード2434 本間ひまわり》《コード2434 周央サンゴ》を盤面に並べてアタックフェイズに入れば、理論上はダメージレースで優位に立てるはずです。

レベル3とスペルを厚く取った構築になっているので、レベル1シグニは少なめになっています。
そのため、《世怜音女学院 After School》のエクシードは諦める前提であることをご理解ください。

まだまだ改良の余地はあると思うので、叩き台として使ってみて下さい!!

ホームルーム

今回の講義は以上になります。

このコラムが公開された週から、多くの店舗で大会が開催されます。どんなデッキが勝ち上がってくるのか、自分の環境予想がどれだけ当たっているのか楽しみです。

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拡散力isパワーということを学びました。自分の記事をより多くのセレクターに読んでいただきたいので、ナニトゾよろしくお願いします!!

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