【バトル攻略コラム】

ウィクロスアカデミー

いよいよ発売「SPREAD DIVA」! 新たな参戦ルリグとピースたちに注目!!

皆さんお久しぶりです、ウルズです。
最近はツグミといった冬の鳥の数が多くなり、関東でも雪がちらほら、
例年より冬らしい冬になってきましたね。
とか言いつつ、寒いのは苦手なので
春が早く来てくれないかなとか思っています。

そんな私ですが、前回担当した「WELCOME BACK DIVA ~Lostorage~」に
登場するカードに注目したコラム
に続き、
今回は月末に発売が迫った「SPREAD DIVA」
新たに登場するカードに注目したいと思います。
我ながら、「毎度発売日前なのに気が早いな」なんて思ってたりしますが、
新弾発売ってワクワクするものですから仕方ありませんね。

挨拶もここら辺にして、早速本題に行ってみましょう。

ライフ操作といえばこのルリグ!《エルドラ×マークν》

トップバッターはライフ操作をしっかり備えてきた《エルドラ×マークν》
昔から思っているんですけど、エルドラ使いのみなさんって、いろいろなルートを考えていてすごいですよね。本当に見習いたいです。

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出現時にリソースを増やす効果はないですが、相手のライフを確認してそのターンのアタックを安定させることが可能です。
また、常時の能力でライフクロスがあればあるほどリソースが増えていきます。
なので、ライフクロスを多く残せるようにパワーの高いシグニや《蒼美 ふたせ//メモリア》のような【シャドウ】を持ったシグニを採用したり、《VJ.WOLF-SYNC》のようなライフクロスを増やす防御を採用してみるのもおもしろそうです。

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そして、ゲーム1効果。
エルドラらしい自分のライフクロスを発動させ、そのまま交換する能力。
効果を発動するタイミングがなかなかに難しく、戦況を見て的確な判断が必要そうです。
白シグニですが《コードハート リメンバ//メモリア》を使用すると、ライフクロスの確認ができるため、ゲーム1効果のタイミングや発動したあとの動きを助けてくれるでしょう。
また、公開された《コードメイズ ウムル//メモリア》を使ってデッキの中のライフバーストを増やし、追加されるライフクロスの質を上げたり、《大盗罠 ルパンヌ》を使って無理やりライフクロスを強くしたりするのもおもしろそうですね。

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どのバーストを採用するか、どれだけライフクロスを残せるかなど、さまざまな意見や構築が出てきて、かなり作り手の味が出るルリグだと思います。

ディーヴァではどのような戦術を魅せるか《結団の決断 アン=サード》

オールスターでは鉄壁の布陣で戦うアンがディーヴァにも参戦。
能力自体は守りより攻めに傾いた効果になっていますね。

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出現でエナからの回収能力を持っているため、後半に必要なカードをエナに温存しておいて回収したり、《翠魔 バン//メモリア》のような手札をエナに変えてしまうカードを採用して手札を捨てさせるデッキに対して強く出るのもおもしろいかもしれません。
また、ターン1でマルチエナを作れるため、他の色を要求するカードと相性がよく、エナをたくさん伸ばして《大装 ハルバート》の手札交換と自動効果を使って攻めたり、《翠美姫 アン//メモリア》の白コストをマルチで払って盤面を硬くするということもできそうです。

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ゲーム1は貴重なコストなしの打点に繋がる効果であり、《幻獣神 オサギツネ》や黒シグニのマイナス修正効果を絡めてパワーを揃えるギミックを搭載すると効率よく使用できると思います。
最大火力を狙うのであれば、《豪槍》をマルチエナで使うことで相手の全シグニのパワーを揃えて全バウンスということができるので考えてみてもいいかもしれません。

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マルチエナを毎ターン作るという唯一の能力とゲーム1効果をどれだけ上手に使えるかが試されるルリグだと思います。

懐かしの強制アタック!相手の動きをどこまで崩せるか《トライアングル/メイデン イオナ》

ユキではなくイオナでの参戦。イオナの始まりはやっぱり黒ルリグだなって感じますね。

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出現時で蘇生ができるので、盤面の強さがある程度保証されるだけでなく《コードアンシエンツ イオナ//メモリア》のようなトラッシュから出た時の効果を発動できます。
起動効果は自分のデッキをトラッシュに置きますが、《幻竜姫 ドラゴンメイド》のようなリフレッシュ時に効果を持つカードが使用できたり、先述した《コードアンシエンツ イオナ//メモリア》のバニッシュ条件を達成することも可能。デッキ枚数の調整と打点シグニとして《幻竜姫 ダークゲツァル》を使ってみるのもおもしろそうです。

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ゲーム1効果は懐かしの強制アタック効果。
相手の行動を崩せる可能性が高く、《羅星 ベレニケ》や他色ですが《大盗罠 ルパンヌ》のような相手からしてバニッシュしたくないシグニを並べる。
《凶魔 テューポーン》のようなゲーム1を使用したターンのアタックフェイズに、相手のアシストルリグにバニッシュされにくいシグニを並べる。
これらのことをしてみると、さらに強力かもしれません。

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自分のデッキを削る能力をどうやって活かすか、ゲーム1のタイミングとその時の盤面をどうするか、作り手の考えによって構築がかなり違っていくルリグだと思います。

いやらしさは他の二人に負けず劣らず《ゆかゆか☆さ~ん》

きゅるきゅる~ん☆最後のセンタールリグが遂に登場。
白らしい効果でかつ、相手を困らせる効果を持って参戦しましたね。

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出現時は白の貴重な打点ですね。バウンスなのでエナを与えることはありません。
注目すべきは自動効果、能力を消す効果は白シグニたちが苦手とする【ランサー】や【アサシン】を消すことが可能。
アタックしてきたシグニのアタック時トリガー効果は消しても意味はありませんが、それを抜きにしても強力です。
《聖天姫 エクシア》《大盗罠 ルパンヌ》でアタック前のバニッシュを防いだり、《聖天姫 アークゲイン》《幻怪姫 タマモゼン》といった【シャドウ】持ちシグニを並べていくのも強いかと思います。
ただし、白シグニの打点が少ない問題があるため、その足りない打点をアシストや他色のカードでどうやって作り出すかを考える必要があるかもしれません。

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そしてゲーム1効果。
きゅるきゅる~ん☆の他の2人の同じような効果で、相手のエナを絞る性質上おそらく手札を捨ててくる可能性が高く、そこにつけ入るように手札を捨てさせるカードやアシスト、ピースなどを採用してみるとおもしろい動きができそうな気がします。
新たに出るピースの《アグレッシブな夜》を採用し、アシストを黒と青にしてみると、打点と手札を捨てさせることの両方ができるため、相性がいいかもしれません。

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リソースと打点の弱点をアシストやピースで補いつつ、相手をとことん困らせて自分のペースに持っていくことができるかがこのルリグの重要なポイントになるかと思います。

新たに登場するピースにも注目!アシストとセンターの色がさらに重要に

ルリグの次はピースにも注目してみましょう。
新たに登場するピースのほとんどが、採用されている色によって効果を発動するピースとなっており、そのどれもが比較的低コストで使用できるようになっていますね。
今回はそんなピースの中から、特に気になったピースを3つ紹介したいと思います。

まず1つめは《ウルトラスーパーヒーローズ》
白、赤、黒を対象にした青ピースなのですが、このカードはコスト1というコストの軽さの割に効果が強力。
黒の《コードハート Mデム》や白ハーモニーを使う《幻水神 ホタルイカ》を採用した《コード・ピルルク xi》に採用して手札差とデッキリフレッシュの両方を狙って行くといったこともおもしろそうですね。
今後は、相手のルリグに青と黒があった場合はデッキの枚数が10枚以下になるとリフレッシュの危険性が出てきます。

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2つ目は《デス・ビーム・ディーヴァ》
こちらは赤、青、緑の効果を持つピース
今までのエナ削りは《GO TO THE TOP》が主でしたが、このピースによって黒と赤がそろってると3枚のエナが削られていきます。
エナの管理をしっかりするとともに、このピースのことを考えた盾の残し方やアシストの使い方を考える必要が出てくる事でしょう。
個人的には《炎唱火 遊月・参》に採用して、ゲーム1効果でエナを削りつつこのピースの分のエナを確保。
相手のエナを合計5枚トラッシュに送り、さらに他の色の効果も付いて来るという動きは強そうに感じます。

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最後は《リセット・メモリア》
他のピースとは違うのですが、0コストで《聖天姫 エクシア》《コードハート リメンバ//メモリア》といった強力な妨害効果を持ったシグニに対応することが可能。
しかし、効果が薄いシグニに対してはそこまで強くなく、環境によって活躍できるかが決まります。
なので、大会環境の把握とそれに合わせたデッキ構築を必要とするピースだと思います。

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このほかにも新しいピースが登場し、新しいルリグはもちろんのこと、すでに参戦しているルリグたちの強化になることは間違いないでしょう。
みなさんも、いろいろな構築に挑戦して素晴らしいデッキを生み出してみてください。

注目すべきはルリグやピースだけでない! 新しいシグニもチェックだ!!

「SPREAD DIVA」には新しいシグニも多く登場してますね。
これらのカードの中からもいくつか気になるカードを紹介していきたいと思います。
まずはメモリーシグニではないシグニからこのカード!

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《大盗罠 ルパンヌ》は先に何回か書いてるように、とりあえず強い。
バーストもアタックフェイズの最後にバニッシュされても回収効果を使えるので無駄がありません。
特にすごいのはメイン、アタックフェイズ関係無しにバニッシュされたときでいいということ。
ディーヴァだけでなくオールスターにおいても《選択する物語》のような自分のシグニをバニッシュするカードと組み合わせた活躍ができるかもしれません。

続いて《翠将姫 ヒデヨシ》
このカードは相手の行動妨害能力がすごいですね。エナの消費量こそ多いものの、面倒な効果を持つシグニを機能停止にさせます。
手札を捨てさせるデッキで手札をすべて落とした後に相手の動きを止めるという動きも強力そうです。
もちろん、ディーヴァだけでなく他のレギュレーションでも活躍が考えられそうです。

今回も登場しているメモリーシグニ、その能力はいかに

もちろん、メモリーシグニにも注目しないといけませんよね。
現在公開されているメモリーシグニの中から注目したシグニを紹介したいと思います。

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《コードラビリンス アト//メモリア》
このシグニはデッキの中身をなるべく少なくし、《コードラビリンス アト//メモリア》をめくりやすくすることで疑似的な耐久をすることができます。
普通に使用すると成功率は高くないため、デッキの量を少なくしたり、《蒼天 ヘケト》といったデッキの順番や、下に戻す効果を持つカードと組み合わせるといった工夫を行うと強力なシグニになると思います。

新たな戦術を生み出すスペル達、今回もしっかり注目していこう!

ここまでシグニを書いていきましたが、スペルにも目を向けていきましょう。
今回注目したスペルはこの2枚

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まず《オーバー・パシュート》
白の貴重な打点カードであり、白シグニが3体以上という条件がありますが、実質0コストになる使いやすさもいいですね。
レベル1のシグニしか手札に戻せませんが、試合の中でレベル1が出てこないことはないので、効果を発動するタイミングはあると思います。

続いて《FAILURE》
こちらも青では貴重な打点カード。効果の条件は特定のシグニがいるか手札が1枚以下の場合という条件ですが、対象のメモリアが青シグニというわけではないので他色でも使用できます。
また、手札枚数の条件も青中心のデッキなら達成しやすいため、使い勝手は悪くないと思います。
マイナス効果なのも優秀で《コード・ピルルク xi》などのマイナス効果を持つカードと合わせて大型シグニをバニッシュするということが可能であり、総じて活躍しやすいスペルという印象があります。

終わりに

いかがでしたでしょうか。
今回は「SPREAD DIVA」で参戦するカードの一部を紹介させて頂きました。
ここまで書いてきましたが、まだ未公開のカードもあります。
ここまで公開されないのなら、強力な効果を持ったカードが紹介される可能性は高く、発売後にどんなデッキが作られるかワクワクしますね。
みなさんも研究と開発を繰り返して、新環境で活躍できるデッキを作っていきましょう。

長くなりましたが、今回はここまでとなります。
読んで頂きありがとうございました。

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