【バトル攻略コラム】
ウィクロスアカデミーディーヴァたちの新しい姿!どんなルリグで、どんなカードと?
まずはご挨拶をば。
このたび、「ウィクロスアカデミー」で執筆させていただくことになりました、「ウルシハ」と申します。
自己紹介という名の主な実績としましては、WIXOSS CEREMONY(旧WIXOSS PARTY SPECIAL)優勝31回他になります。
決して誰よりも多いというわけではありませんが、それなりの結果を出してきたと自負しております。
以前は西へ東へと大会に出向くことも多かったので、記事を読まれている方々ともしかしたらどこかでエンカウントしているかも……?
執筆経験の浅いこの身ではありますが、ご覧になった皆さんに読んで良かったと思っていただけるよう、骨を粉とし身を砕いていく所存ですので、今後とも末永くよろしくお願いします。
自己紹介はほどほどにして本編といきましょう。第2回となるこの記事では「VERTEX DIVA」でディーヴァとしての新たな姿を手に入れた「アキノ」「MC.LION」「Dr.タマゴ」「マドカ」を紹介します。
満を持して登場した「D・X・M」は初回となるねへほもんさんの記事にて紹介されておりますので、そちらもぜひご覧になってください。
明日へ前進 アキノ
センタールリグとして登場した新たなLv3のアキノは、「NO LIMIT」共通の出現時能力と、新しい2つの能力を持っています。
まず自動能力、こちらは軽いコストで除去を行なえますが条件がやや難しく、発動が相手に依存してしまいがちです。パワーの高いシグニなどで積極的に狙ってもいいですが、エナをもらう手段だと割りきってもいいでしょう。
そして目玉である起動能力、発動条件もなく全面シャドウ付与と非常に強力です。
弱いシグニでも倒されにくくできるので、強いシグニを温存できるのもグッド。自動能力の関係で放置もされません。こちらのターンには除去されてしまうので、アシストでの除去が使われにくいグロウ直後に起動するといいでしょう。もし防御されてもその後の《聖天姫 エクシア》などが残りやすいこともあり裏目になることは少ないはずです。
《明日へ前進 アキノ》と相性の良いカード
上で紹介したように、アシストで除去したいこのシグニはアキノの能力と相性が良いと言えます。起動能力と合わせて、相手からの攻撃をかなり防ぐことができます。
アキノと《聖天姫 エクシア》を同時運用するときに非常に強力なシグニ。
デザイナーズコンボだとは思いますが、自身と《聖天姫 エクシア》のパワーを上げることで除去されにくくし、《聖天姫 エクシア》がアップさせることでアタック後の隙も無くし、生きてターンが返ってくることでアキノの除去もできると、全てが噛み合っています。パワーisパワー。
防御力は高いもののシグニでの要求が細くなりがちでターンが延びやすいため、サーバントを回収する手段があると継戦力が大きく伸びます。もとより3面要求は難しいので、要求のない面に立てればアタックも通りやすいでしょう。確実に回収したい場合は《スタンド・アップ》や《聖天 アテナ》に軍配が上がります。
このシグニに限りませんが、下級シグニでパワーが高いと序盤の防御が厚くなり、アキノの自動能力も満たしやすくなります。こういうシグニは優先して採用したいです。特にパワー7000にもなると赤入りデッキで定番の《紅将 ランスロット》に焼かれなくなります。やはりパワーは正義……。
ここまでほぼ防御について話してきましたが、攻めなければ勝てるものも勝てません。癖がなく焼ける範囲が広いこのシグニはアキノでも例に漏れず活躍するでしょう。《轟音の炎球》と合わせて火力のハッピーセットです。
MC.LION 3rdVerse-ALT
新しいMC.LIONはこれまでとは全く別の方向へ進化しています。
まず起動能力ですがこちらはシンプル。ただ1面除去するだけですが、
- 任意のタイミングで
- コスト不要で
- 対象に制限がなく
- エナを与えない
というのはディーセレでは実はMC.LIONが初。シンプルながらも優秀な能力と言えます。
そして自動能力、こちらがかなりの曲者で、これまで《ENDLESS-PUNCHLINE》を切り札としてきたMC.LIONとは逆にレベル1を必要としています。シャッフルを挟んでしまうためデッキトップを固定することができず、どうしても運頼みになってしまいます。しかしライフクラッシュは難しいもののレベル1でさえあればアドバンテージを稼げるため、工夫すれば除去とリソース獲得を両立したルリグになるでしょう。
《MC.LION 3rdVerse-ALT》と相性の良いカード
デッキトップがランダムなら当たりを増やそうぜ!という強引な解決を実現します。チームを解散しないと使えませんが、上述の通り《ENDLESS-PUNCHLINE》とは相性が良くないので解散してもダメージはあまりありません。
青混合で組むと構築の幅がかなり広がるのも見逃せません。例えばアシストの1人を白にして《幻水神 ホタルイカ》《ホワイトヘブン》などでリソース奪取に寄せてみたり、黒と合わせて《羅原姫 ZrO2》《スーパー・ヘルエスタセイバー》といった強力なカードやレベル1を参照するシグニを増やしたり……などなど。
こちらはチームを解散しない場合にヒット率を高めてくれるシグニです。解散する場合でもバニッシュをトラッシュ行きに変える能力を活かしてアシストを赤白にしてエナ破壊特化などで活躍できるかも?
MC.LIONのヒット率を上げようとすると条件が似ているこちらも当たりやすくなり、壁兼アタッカーとして運用できるでしょう。
手札に貯まったレベル1をコストに除去ができます。パワー12000まで焼けるのは手札2枚でできる除去としてはかなり優秀です。
レベル1に関係するカードを探していたらまさかの全て宇宙シグニになってしまう事態に。いずれ宇宙軸でデッキを組めるようになるのでしょうか…?
ノンストップ Dr.タマゴ
札破壊というコンセプトはそのままに、以前のDr.タマゴとは決定的に違う点があります。それが「アシストのレベルに依存しない」という点です。
これまでは多少強引にでも早くアシストをグロウさせてフルパワーを目指していましたが、その要素がなくなったことでより柔軟に立ち回れるようになりました。
代わりにアタック時の手札破壊は3回が限界になったので、使いどころを見極めるかあまり長期戦に持ち込まないかが求められます。
2つ目の自動能力で手札破壊を起点に自力で凍結できるようになり、凍結を主軸にするときシグニに任せきりだった部分が改善されました。手札破壊しきった後でも起動能力でカバーできることと元々ドローも得意としているため凍結を維持することは容易でしょう。
《ノンストップ Dr.タマゴ》と相性の良いカード
相手の場を凍結させたうえで放置し、ルリグアタックに必要なコストを絞ることができる点が相性〇。《RANDOM BAD》などのスペルを使えば壁役としても優秀なシグニです。
《コードハート Pンライト》と合わせてさらにエナを縛ることができます。継続的に凍結させることもできるため相手からすれば放置したくないシグニですが、少ないエナと手札での対処を要求するので厄介この上ないでしょう。
《明日へ前進 アキノ》の項に続いて、まさかの2度目の登場です。しかし序盤から終盤まで高パワーを維持することで防御を固め、自ターンだとパワーが下がるためシグニにアタックしつつもバニッシュしないと、レベル1として理想的な働きをしてくれます。
こちらに有利な2択を迫ることができ、どちらが選ばれても得をします。相手にとってバニッシュできない、したくない状況で使えると最高ですね。長期戦になりがちなDr.タマゴにとって非常に強力なライフバーストも持ち合わせています。
VOGUE3-EX マドカ
もともとリソース獲得に秀でていたマドカはその面影を残しつつも、より直接的に攻防にベクトルを向けました。
まず変則的なドロー効果、これは手札破壊で相手の手札を0にすることで自分だけ手札交換することができますが、この能力だけで
- 自分がドロー
- 相手がドロー
- 自分が手札を捨てる
- 相手が手札を捨てる
を内包しているためさまざまなカードのトリガーになることができ見た目以上に優秀な能力です。
次に出現時能力、こちらは手札破壊もさることながらルリグ凍結が強烈の一言。ガード1回の重要度が高いディーセレでは何より強力な能力と言えるでしょう。
そして起動能力、発動条件こそあるもののかなり緩く、直接火力に乏しかったDIAGRAMには待望ではないでしょうか。
《VOGUE3-EX マドカ》と相性の良いカード
マドカの能力で確実に手札破壊することができます。帰還能力はコストが少し重いですが、手札を増やしやすいマドカなら十分払える範囲です。
《コードラビリンス ノートルダム》との相性が良く、相手の手札が0なら自分だけドローできます、なんたるマッチポンプ。またマドカもそうですが、相手のデッキを減らせるのでリフレッシュを早めることができます。《コードアンシエンツ ファラリス》なども使ってで積極的に狙ってもいいでしょう。
ームを崩した場合、特に相性がいいのがこのシグニ。《コードラビリンス ノートルダム》《蒼美 パレット団》でやっていたことを1枚で完結させています。その場合アシストに白を置くことになるのでアキノやMC.LIONの強力なアシストを受けられます。
相手が手札を捨てた時の条件をマドカが満たしやすくしてくれるため、よりアタッカーとしての役割を持ちやすくなりました。出現時能力も依然強力です。
いかがだったでしょうか?
今回登場したルリグには本来所属しているチームを参照する能力がなく、チームを崩して組む敷居がかなり下がっていたように思います。強力なピースやシグニを使える固定チームでバトルすることももちろん楽しいですが、いろいろな組み合わせを模索してオリジナルのチームを組むのもディーセレの醍醐味となっていくのではないでしょうか。
今回はここまでとなります、ご覧いただきありがとうございました。
稚拙な文ではありましたが、次回以降も読んでいただけると幸いです。それでは、また。